部屋が散らかっていて片付けたいけど、なぜかやる気にならない。どこから手をつけていいかわからない。そうしている間に部屋はさらに散らかっていく。
こんな悪循環にはまっている「片付けられない人」はいませんか?
こんな人が、家の中をキレイに保つ習慣をつけるために、まずは「片付けの効果を実感しやすい場所」からとりかかるべし、としているのは整理収納アドバイザーのmocaさん。
たとえば以下の順番で始めてみると、目に見える効果が手軽に得られるため、片付けをする習慣をつけるためのとっかかりとして便利です。
1.キッチン・冷蔵庫・お風呂・洗面所・トイレ
日常生活でよく使うこれらの場所には、「実は使わない&使っていないモノ」が残りがちになるという共通点があります。空になったシャンプーボトルや、賞味期限切れの調味料、使わない剃刀…これらを処分するだけでも、かなりスッキリします。
2.リビングやベッド周り(くつろぐ場所)
家にいる時によくいる場所は、テレビを見たりお茶を沸かしている間に、不要なものを探したり、ごちゃっとしたところにあるものを元に戻したり、くつろぐついでに片付けてみましょう。使っていない延長コードや、余っているペンをこの機に処分!
3.玄関・クローゼット
ここは人によっては、必要なものと不要なものが入り混じってカオスだったりします。ただ何年も着ていない服やもう履かない靴など、処分できるものも多いはずなので、毎日少しずつ進めていくのがポイントです。雑誌の付録のエコバッグや、折れたビニール傘なども、出てきやすい不要品です。
ここまで読んできた方は、片付けとは「整理すること」というよりも「不要なものを処分すること」だとわかったはず。
mocaさんは著書『1日5分! お片付けノート』(扶桑社/刊)で、この視点から、部屋をスッキリとした状態に片付けて、キープする秘訣を教えてくれます。
■毎日3つ、不要な物を捨てる
この本でmocaさんは、「お片付けノート」をつけることを推奨しています。
ノートの記入方法はシンプルで、毎日3つだけ不要なものを捨て、「何を捨てたか」「なぜ捨てたか」を書くだけ。たったこれだけの作業ですが、明確な狙いがあります。
このノートは、自分にとって「必要なもの」と「不要なもの」をジャッジしないことには書くことができません。この「ジャッジ力」を身につけるのがノートの狙い。続けることで、必要なものと不要なものを見分ける力が自然に身についていきます。
必要なものは残し、不要なものは捨てるという習慣が身につけば、もう片付けは怖くありません。そもそも、部屋が散らかることそのものが減ってくるはずです。
本書では、「お片付けノート」の詳しい記入方法はもちろん、家の各部ごとの片付けの方法など、これまで片付けられなかった人がすっきりした部屋を手に入れるための知恵がたくさん紹介されています。
「もう汚い部屋にうんざり」という人は、参考にして、毎日3つずつ不要なものを捨てる生活を始めてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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