「夫の収入がなかなか上がらない…」と嘆いている皆さん、その原因はすべて夫自身にあると思っていませんか? いえいえ、あなたにも十分、責任があります。
というのも、「稼げる男」の陰には必ずといっていいほど、夫の食事、服装など行き届いたサポートをする妻やパートナーがいるものだからです。
月収15万円だった男性と結婚し、夫とともに運営する会社の経営を軌道に乗せ、結婚11年目を迎えた今なお、「満足の行く結婚生活を送れている」と語る芦澤多美さんは、まさに日々の献身的なサポートによって夫を「稼げる男」に育て上げた人物。
『夫をお金持ちにする64の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)で紹介されている数々の習慣は、「夫を『稼げる男』にする」という意味で、どれも説得力のあるものばかりです。
■夫の場所を家のなかにつくってあげる
「家では肩身が狭くて…」とボヤく既婚男性は少なくありません。とくに子どものいる家庭では、子ども中心の生活になりがち。結果、世のお父さんの多くは、せっかく家に帰っても、窮屈なままになります。
そんな風にならないために、芦澤さんは「リビングに一人がけのソファやマッサージチェアなど、夫専用のぼーっとできる場所を用意してあげる」とアドバイスします。
物理的に「お父さんだけが使っていいもの」を用意することで、夫自身に、そして子どもに、夫が「特別な存在」であることを知らしめる効果があります。これは長い目で見て、夫の自尊心を高め、パフォーマンスを高めることにつながるそうです。
■お風呂と晩酌のおつまみの準備を怠らない
仕事から疲れて帰ってきた夫にとって、「どういう形で疲れをとり、一日を締めくくるか」は、翌日の仕事のパフォーマンスを考えると、重要な問題。
家でのリラックスタイムの筆頭にあげられるのが、「お風呂」と「晩酌」の時間。芦澤さんは結婚以来「お風呂後に簡単な軽食を出せるようにすること」や「軽食のあとにお酒をすすめること」を実践してきたと言います。妻がこれらのサポートすることで、夫は疲れをとり、気持ちよく眠りにつくことができるのです。
■効率の悪い買い物に夫を連れ出さない
休日、ショッピングモール内を歩いていると、疲れた顔をして、ひとりベンチに座っているお父さんを見かけることがあります。きっと家族の買い物に一日中付き合わされ、クタクタになってしまったのでしょう。本来、夫がエネルギーをチャージするための休日。なのに、「家族サービス」という名のもと、夫が逆に消耗してしまう。
こうならないために妻ができるサポートとはなんでしょうか。芦澤さんは、買いたいものに関して、事前にインターネットで入念な下調べをするようにアドバイスします。下調べをして、ある程度買うものに目ぼしをつけることで、実際に夫に付き合ってもらってショッピングをする時間は30分以内におさめられるからです。
このようなサポートがあるだけで、夫は時間的にも精神的にも、かなり自由になれ、充実した休日を送ることができるでしょう。
もしかしたら、「すぐにできることなのに、やっていなかった」サポートがあるのに気づいたのではないでしょうか? ここで紹介した日常の習慣以外にも、コミュニケーションやお金の習慣など、本書では64の習慣が紹介されています。「良き妻」になるための具体的なヒントが得られるでしょう。
本書『夫をお金持ちにする64の習慣』はオーディオブック化され、オーディオブック配信サービス「FeBe」にて配信開始しているので、忙しい時間の合間をぬって聴いてみるのもいいだろう。
(新刊JP編集部)
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