あなたはどこで新しい本と出会うだろうか。
書店はもちろん、雑誌やテレビ、ネットの書評など出会う場所はさまざまだが、例えばラジオ番組でパーソナリティが薦めている本を読んでみるというのもいいかもしれない。
「新刊JP」は新しい本に巡り合う場を提供すべく、今日1月23日に新しいネットラジオ番組「ASUKAと心菜の『あすからココナッツ書店』(営業中)」をスタートした。
このラジオ番組では、オーディション審査で選ばれたパーソナリティのASUKAさんと優月心菜さんの2人が“立派な書店員になり、いずれは自分の書店を持つ”ことを夢見る書店員見習いに扮し、“店長”の無茶ぶりに応えながら本にまつわるトークを繰り広げる。
ASUKAさんの本業はダンサーで「声の仕事は初めて」という。一方の優月さんは、声優や女優など幅広い活動を行っている。そんな2人は口を合わせて「正反対」だというが、一体どんな第一回になっているのだろうか?
今回、第一回放送の収録が終わった直後の2人と被りモノをしている店長に直撃! 初々しい2人に意気込みを聞いた。
◇ ◇ ◇
――第一回の収録、振り返ってみていかがですか?
ASUKAさん(以下敬称略):私は声の仕事が初めてだったので…。
優月心菜さん(以下敬称略):ラジオデビューって言っていましたね!
ASUKA:私、声張ってたなって思いました(笑)
――なんでも「店長」から無茶ぶりがあるそうですが、今回は?
ASUKA:やんわりとありましたね。ただ、やんわりと、なので。
――優月さんは第一回の収録を終えて、いかがでしたか?
優月:ASUKAちゃんは、オーディションの審査のときにリスナーさんから「声が落ち着く」って言われていて、今日一緒にスタジオに入ってその意味がすごく分かりました! 最初は緊張していたんですが、声を聞いているうちに和んでいきました。
ASUKA:途中から雰囲気がすごく良くなったよね。
優月:落ち着くなぁって。緊張がほどけました。
ASUKA:ありがとうございます(笑)
――お互いの印象はどうですか?
優月:全く逆ですよね。私は甘いものが好きなんですが、ASUKAちゃんは辛いものが好きで。あと、私は犬派なんですが、ASUKAちゃんは猫派とか。
ASUKA:全く交わらないんですよ(笑)
優月:それに、ASUKAちゃんはダンスが得意だけれど、私は運動が苦手でダンスもやばいので、本当に逆だなと思いました。
ASUKA:話していると、そういうことがどんどん出てくるので驚きました。
優月:これからもっと出てくると思うので、気になります。
――「ASUKAと優月心菜の『あすからココナッツ書店』(営業中)」は本を軸にしたラジオ番組です。どういった本が好きですか? また、どんな本についてラジオでお話したいですか?
ASUKA:小説の話をしていきたいですし、このラジオを通して色んな本に出会いたいなと思います。オーディションの最終審査で吉田篤弘さんの『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』を紹介したのですが、吉田さんにはまったきっかけが、言葉の表現の奥深さなんです。(他の作家さんと)こんなに違うんだって。それでいろいろな人の本を読みたいと思いました。
優月:私はよしもとばななさんの文章がすごく好きです。癖があるんですが、たまらないです。『つぐみ』という小説は恋愛のお話なんですが、思春期くらいに読んでキュンとした記憶があります。
それに、乙一さんも好きなんです。私は図書委員で、本を返しに来る人を待っている間すごく暇で本を読むようになったのですが、そのときに読んだ乙一さんの本がすごく面白くて。それまで漫画しか読んでこなかったんですけど、それがきっかけで普通の本を読むようになったんです。
あとで乙一さんのことを調べたら、ライトノベルしか読まない人たちにも一般小説の面白さを知ってほしいと思ってそういった作風の小説を書いたってあって、私、まさにターゲットだったんです。
ASUKA:へー!
――その本はぜひとも番組の中で紹介してほしいです。では、最後に店長も入って、どんな番組にしていきたいですか?
店長:キャッキャウフフな番組にしていきたいですね!
優月:キャッキャウフフになりそう(笑)
店長:頭を完全にお花畑にしてもらって。
ASUKA:でも、今日の収録も途中からお花畑になってきてましたよ(笑)
優月:私もなってきました(笑)
店長:企画もどんどんやっていきますし、無茶ぶりもどんどんしていくので、2人には耐えてもらわないとね。
――パーソナリティの2人はその店長の言葉を受けて、どうですか?
優月:無茶ぶりに応えられるように頑張ります!
ASUKA:そのときはそのときです!
◇ ◇ ◇
というわけで、本日から始まった「ASUKAと心菜の『あすからココナッツ書店』(営業中)」。気になる第一回の放送は次のURLから無料で聴くことができる。 ( http://www.sinkan.jp/idol/ )2人をぜひ応援してほしい。
(新刊JP編集部/割井洋太)
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