良質なビタミンやミネラル、アミノ酸がふんだんに入っている「はちみつ」の栄養価の高さは誰もが知るところでしょう。ジュースに混ぜたり、料理に入れたりと、健康のために毎日摂取するよう心がけている人もいるはずです。
しかし、はちみつのすごさはそれだけではありません。
はちみつ美容研究家の東出佳子さん・直子さん姉妹の著書『はちみつ姉妹が教える はちみつ美容レシピ』(扶桑社/刊)は、健康だけでなく美容の方面にも大きな効果が期待できるとしています。
■洗顔に、パックに、「はちみつ」は美容の万能アイテム
はちみつから美容効果を得るために、本書では、はちみつを食べ物として摂取するだけでなく、肌に直接塗るスキンケアの方法を紹介しています。
石けんと一緒に泡立てて洗顔すれば、肌表面の汚れをしっかり落としてくれ、美容液とまぜて肌に塗れば、はちみつの保湿性と浸透性がうるおいをもたらします。
他にも化粧水と混ぜたり、パックに使ったりと、はちみつは女性の美容全般にわたって大活躍してくれます。
海外では薬として使われることもあり、肌の弱い人や、アトピーの方も使えるのもポイントです。
■アルコール分解を助け、二日酔い予防に
また、「二日酔い」の予防にも、はちみつは効果があるといわれています。
天然のビタミンやミネラルが肝機能の働きを助け、果糖がアルコール分解を促進します。
お酒を飲む前や飲んだ後に、はちみつ小さじ2杯ほどを白湯か常温の水とともに飲んでおくと、翌日頭痛やだるさなど、二日酔いの症状が軽減するかもしれません。
飲み会の前後にぜひ試してみたいですね。
■日常のあらゆるところに使えるはちみつ
はちみつが持つとされる力の中には、抗菌力や殺菌力、抗炎症力といった、あまり知られていないものもあります。
はちみつで足を洗い、直接塗り込んでラップで10分ほどパックすれば水虫菌の撃退が期待できますし、やけどの傷口を冷やした後にはちみつを塗って絆創膏で保護しておけば回復が早まることも。ここまで多様な力があると、もはや単なる食べ物の域を超えています。
本書には、はちみつを使ったレシピや美容テクニック、意外な活用法まで、はちみつが持つパワーと魅力がこれでもかと詰まっています。
料理だけでなく日常の様々ところで恩恵が受けられるとあっては、一家に一本は必須。キッチンに常備しておくといいかもしれませんね。
(新刊JP編集部)
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