■女は漢方で美しくなる。男は漢方でタフになる
女性の体が最高に充実しているのは、28歳のとき。男性は32歳のとき。
女性は35歳から衰えはじめ、男性は40歳から衰えはじめます。40歳前後になると、「疲れやすくなった」「ストレスを感じやすくなった」と感じるのは、それが原因です。
ただ、そのような不調は、西洋医学ではなかなか治らないもの。
40代からの体と心には、東洋医学の漢方が一番効くのです。
『40代からは漢方でやせる。若くなる』(久保田嘉郎/著、三笠書房/刊)では、漢方を上手に使って、「病気にならない」「疲れない」「太らない」「美しくなる」「強くなる」簡単なコツを紹介しています。
要は、40代からモテたい。仕事もバリバリこなしたい。プライベートをもっとエンジョイしたいなら、「漢方を飲みなさい」ということなのです。
■漢方は100%天然のもの。だから体にやさしい
西洋の薬は、化学物質を合成してつくられています。だから、40代以上の疲れた体と心には、今ひとつ合いません。
その点、漢方薬は、100%天然のもの。
ニンジン、ショウガ、甘草、桂皮など、自然界の植物や鉱物をもとにしてつくられています。大自然の恵みを頂いているので、40代以降の疲れた体と心には、とてもやさしいのです。
これが40代から漢方が効く、最大の理由です。
また、漢方を服用することで、大自然のパワーをそのまま体内に取り入れることができます。漢方に、私たちが本来持っている自然治癒力を高め、体を内側から整える力があるのは、そのためです。
■意外に簡単。「じんわり効く」快感
ただ、「漢方」と聞くと、「むずかしそう」「うさん臭そう」と思う人もいるようです。ただ、薬剤師の私にしてみれば、漢方ほど「簡単」で「うさん臭くない」薬も珍しいのです。なぜだかわかりますか?
漢方薬ほど、「伝統と実績のある薬」は、この地球上にそうはないからです。
例えば、漢方でもっともメジャーな葛根湯は、2000年以上にわたって飲み続けられてきました。この歴史の長さこそ、漢方が安心して飲めるうえに、私たちの体に合っている証拠です。
この本では、「もっとも効く漢方」を、体と心の症状別にわかりやすく紹介してあります。どれもこれも簡単に手に入り、簡単に試せるものばかり。
私には、漢方の「じんわり効く」快感がたまりません。
今日から、一人でも多くの人に、漢方の「驚くべき大自然のパワー」を体感してほしいと思います。
(著者・久保田嘉郎)
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