あなたの職場にこんな女性社員はいませんか?
「仕事は完璧にこなし、上司からの評価も上々、男性からは一目おかれ、女性からは憧れられる」という完璧な女性です。
はたから見ると、彼女達は男性にも女性にも好かれ、どこにも角を立てない働き方をごく自然にできる人たち、つまりそういう「人柄」を持った人たちのように見えます。
しかし、騙されてはいけません。彼女たちは、本当はとても計算高いのです。
あさ出版から発売されている“「デキる女」シリーズ”は、そんな女性ならではの仕事の裏ワザを教えてくれますので「男性社員とうまくいかない」「もっと職場で存在感を出したい」という方は、できるものから始めてみてはいかがでしょうか? 『デキる女には「ウラ」がある』、『デキる女は「仕上げ」がうまい』、『デキる女はけっこうズルい』の3冊が発売されていますので、今すぐチェックしてみてくださいね。
今日はその中でも、デキる女が計算ずくでやっている「裏ワザ」に焦点をあてている『デキる女はけっこうズルい』(柏木理佳/著、あさ出版/刊)をご紹介します。
■男性社員は「ライバル」ではなく「仲間」
職場で男性とどう付き合っていくか、というのは働く女性にとって永遠のテーマです。
がんばって仕事をしようとしている女性ほど「男性と一緒に働く以上、男性と同じように仕事をして、時には意見をぶつけ合うことも必要」と考えがち。
もちろん、これはこれで間違っていません。
ただ、職場で男性と正面切って戦っても、おうおうにして嫌われるだけの結果に終わってしまいます。本当の意味で女性が男性と肩を並べて仕事ができる環境を作るには、男性を「ライバル」ではなく「仲間」と捉えるべきなのです。
男女間の性質や考え方の違いを把握せずにぶつかるよりも、男性の性質を把握したうえで、彼らにとって居心地のいい相手になる方が、仕事は断然うまくいくはずです。
■同僚の愚痴に付き合わない
職場の人の心を掴むためには、男女問わず人間関係についての相談にはできる限り乗らないことです。
この手の相談は必ずといっていいほど上司や同僚への愚痴に発展します。その愚痴に少しでも賛同したり、相槌を打ってしまったら、あなたも一緒になって愚痴を言っていたと思われても仕方がありません。愚痴に付き合っただけなのに自分の評価まで下がってしまうということになりかねないのです。
しかし、働いている限り、人間関係への愚痴を完全に避けることは難しいでしょう。そんな時は、相手の愚痴をフォローしてあげるのが大事です。
たとえば「部長は結果だけで、私のがんばりを見てくれない」と愚痴られたとしたら「大丈夫だよ。あなたの仕事は私たちみんな認めてるから」と、相手のがんばりを認めてあげます。これを「部長はそういう人だからしょうがないよ」と返してしまうと、あなたも愚痴を肯定していることになってしまうのでNGです。
■「お願い」する時は理由を添えて
職場で誰からも慕われる女性は、どんな時でも、誰に対しても、お願いする時はきちんと理由を添えます。
後輩や部下だからといって「誰かお茶入れてくれない?あ、○○さん、ちょうどよかった。よろしく」というように頼まれたら、男性ならプライドを傷つけられ、女性でもいい気持ちはしないはずです。
逆に「○○さん、忙しいところごめんなさい。会議室にお茶をいれていただけない?年配のお客様だから、○○さんがいつもいれてくれる、濃いめのお茶がありがたいのよ」という頼み方なら、頼まれた人もモチベーションが上がるはず。
同じことを頼むのでも、言い方次第で相手の気持ちは全く変わってしまいます。それはきっと頼んだ仕事のできばえにも影響します。デキる女性はそれをちゃんとわかっているのです。
「デキる女の働き方」は「デキる男の働き方」と同じではありません。
男性と張り合うのではなく、女性らしいしなやかさと気配りを武器にする働き方を身につければ、男女問わず好かれ、年齢を問わず頼りにされる「デキる女」になることができます。
本書はそのための強い味方になってくれるはずです。
(新刊JP編集部)
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