ビジネスの成功者が、成功のポイントとしてよく語るのが「人脈」です。そのため、異業種交流会やパーティーなどには、人脈を広げようとするビジネスマンが多く集まっている様子が見られます。
しかし、最近ではリアルの世界だけでなく、ソーシャルメディア上でも人づきあいをするケースが増えており、何だか人づきあい過多になっている...と感じている人も多いのではないでしょうか?
『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』(小玉歩/著・幻冬舎/刊)は、こうした雑多な人づきあいに対して「切る」ことを推奨している一冊です。
サラリーマンの副業で1億円を稼ぎ出し、現在までに3年で7億円稼いだという小玉さんは、「不要な人づきあいを切ることによって自分の時間が生まれるし、何より本当の仲間が見つかる」と言います。
そこで「自由」と「お金」と「本当に大事な仲間」を手にした著者が本書の中で説いている「破天荒な人づきあいの極意」を紹介します。
■頼まれ仕事は断れ
上司からの急な頼まれ仕事について「自分の許容範囲以上の仕事」は引き受けてはいけません。そもそも、誰でもできる雑用は受ける意味は無いのです。あなたは上司に好かれようと仕事を受けるかもしれませんが、おとなしく従っていても「使いやすい部下」という評価が与えられるだけです。そんなポジションに甘んじて過ごしていても、将来が明るいとは言えないでしょう。
■自分の中の「いい人」は抹殺せよ
他人とうまくやろうと「いい人」を演じてはいけません。なぜなら、仮にうまくやったとしても、その人はあなたの演じる「いい人」と付き合っているだけだからです。相手は本当のあなたと付き合っているわけではありません。こういった関係は、あなたが「いい人」演じることをやめた瞬間に崩壊します。だとしたら、最初から演じる事無く本音で接した方が良いでしょう。
■陰口はむしろ喜べ
陰口をたたかれるというのは、あなたが進歩している証拠です。他人の嫉妬からくる誹謗中傷に耳を傾け、悩むのではなく、むしろ喜ぶべき。悪口や陰口をたたく、"かわいそうな人たち"には「言わせておけ」という気持ちでいればいいでしょう。大切なのは、自分が自分をどう評価しているかです。
『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』には普通のビジネス書には書かれないような、極端な内容が書かれており、読者の中には「こんなのはありえない」「周囲の人間関係が一番大事なんだ」と反論する人もいるでしょう。
しかし、コミュニケーション量が増えた現代において、みんなに良い顔をするのはストレスがたまるもの。用事も増えて自分の時間が奪われてしまいます。本当に自分らしく生き生きと過ごすためには、「いい人」を演じるのではなく本音で接する事が重要なのではないでしょうか。今の時代に合った「人づきあい」や人脈構築を改めて考え直す時期にあるのかもしれません。
(新刊JP編集部)
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