出会いがあれば別れもあります。それは恋愛でも同じことで、手痛い失恋をしてもすぐに気持ちを整理して次の恋に...いければいいのですが、別れた元カレを忘れられず、いつまでも引きずっているという人も多いのでは？
なぜ、元カレを忘れられなくなってしまうのでしょうか？ 結局は「好きだったから」ということに尽きるのでしょうが、少し踏み込んでみるといくつかのパターンが見えてきます。
『元カレの呪縛 ズルズル引きずっている女、未練タラタラな女どもへ。』（ゴマブッ子／著、大和出版／刊）から、そのパターンをいくつか取り上げてみます。
■「嫌いになったわけじゃない」という彼のセリフを真に受ける
別れ際に「嫌いになったわけじゃない」なんていう男、いますよね。
こんなことを言われたら「また私のことを好きになってくれる可能性があるってこと！？」と期待して、いつまでも次の恋に向かえなかったりします。
でも、考えてみてください。
「嫌いじゃない」けど、好きでもないから別れるんです。これってつまりもうあなたに興味がないってことでは？
このセリフ、彼に「悪者になりたくない」という責任回避の心理が働いている可能性もあります。社交辞令だと捉えてとっとと次の彼を探すのが吉です。
「別れても友達でいよう」「今は恋愛する余裕がない」なども同様に、鵜呑みにするといつまでも終わった恋を引きずることになりますよ！
■今カレがイマイチ
新しい彼氏ができたにも関わらず、性格が合わないなと感じたり、ケンカしたりすると、「○○（元カレ）ならこうだったのに...」と、元カレを思い出し、今カレといちいち比べてしまい、その結果ますます元カレが忘れられなくなってしまうということもあります。
今カレがイマイチであればあるほどその傾向が強いといえますが、それでもあなたと元カレに何らかの問題が生じて、それが原因で別れたという事実は変わりません。
たとえ元カレと復縁できたとしても、あなたが変わらない限りまた同じ理由で別れてしまうはずです。そのことがわかっていれば、元カレへのこだわりはなくなり、より自分と合う人との恋愛に気持ちを切り替えられるのではないでしょうか。
■元カレが有名になってしまった
これはレアなパターンだと思いますが、別れた元カレが有名人になってしまったり、お金持ちになってしまったりすると「あの時別れていなければ！」と、彼を思い出し、終わった恋愛を後悔してしまうこともあります。「釣り逃がした魚は大きい」というやつですね。
もし、あなたの方から彼をフッたのなら、先見の明がなかったということですし、もし復縁できたとしても、彼に人気がなくなってしまったり、全財産を失ってしまったらきっとあなたはまた彼を捨てるはずです。ましてやあなたがフラれて別れたのだとしても、今さら復縁できる可能性は限りなくゼロでしょう。
運がなかったと思って、そばにある幸せに目を向けましょう。
本書には「元カレが忘れられない！」という様々な女性の悩みに著者が答える形で、元カレの呪縛から自由になるための心構えや考え方がつづられています。
どんなに仲のいいカップルだったとしても、別れてしまった後はもう関係ありません。終わった恋を引きずっている人は、本書を読んで次の恋に目を向けてみてはいかがでしょうか。
（新刊JP編集部）
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