“口説く”という言葉があるように、異性と接近するためには、相手に「どんなことを言うか」が大事だと思われがちです。
しかし、『一瞬で相手の心を操る技術』(内藤誼人/著、ソフトバンク クリエイティブ/刊)によると、これは実は大間違い。発言内容が人間のコミュニケーションに占める割合はたったの7%。残りの93%は声の調子(38%)や外見(55%)なのだそうです。
これが本当なら、相手の心に響く口説き文句を考えるよりも、外見や話し方を磨いたほうが、異性に接近するためには断然有効だということになります。外見には生まれ持った容姿だけではなく「しぐさ」も含まれます。そして、このしぐさが相手からの印象を大きく左右するのです。
今回は、本書のなかから、異性に不快感や不安を持たれるしぐさを紹介します。無意識にやってしまっているものがないか確認してみてください。
■体のどこかをかきむしる
異性と対面している時、無意識に手足など体のどこかを掻いてしまっていたりしませんか?
この動作、落ち着きがなく見えるのはもちろん、不潔っぽく見えるためマイナスです。体をかくという行為は目の前でされるとかなり目立ちます。そのため話に集中できなかったりで不快感を持たれてしまうことも。
腕や肩だけでなく脚や頭など、無意識に体をかく癖のある人は、そのせいで対人関係が不利になってしまっていることが考えられるので、すぐにやめたほうがよさそうです。
■むやみにテーブルの上のものに触る
たとえば、気になる異性と二人で喫茶店にいるとします。テーブルの上には飲み物のカップやコースター、ストローのケース、灰皿などさまざまなものが置かれていますが、これをむやみにいじるのも相手に不快感を持たれるしぐさです。
特に相手が話している時にこれをやってしまうと「私の話をちゃんと聞いてくれてないのかな?」と思われてしまい、心ここにあらずといった印象を与えてしまうかもしれません。
■手をギュっと握っている
人間は極度に緊張したり、不安を感じるとものを握りしめる動作をします。
これは人間の生まれ持った反応であり、だからこそ人前でそれを行うと不安や緊張を感じているのがバレてしまうのです。逆に、どんなに緊張していても、この動作をしなければ相手に不安を悟られることはありません。
もしあなたが異性に対して精神的に余裕があるように見せたいのであれば、コーヒーカップやフォーク、箸などを持つときは軽く、力を抜くようにしましょう。
言葉は口を閉じてしまえば出ることはありませんが、しぐさは相手と会っている間ずっとついてまわります。
もし、今回紹介したしぐさや行動に心当たりがあるなら、自分の人となりや性格とは別のところで異性から嫌われる原因を作ってしまっているかもしれませんので、本書で取り上げられている、人にいい印象を与えるしぐさを学んでみるといいかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)
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