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「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた」  堀江貴文著

  「僕に科せられた刑期は2年半・・・"情弱"になるには、十分すぎる時間と環境だ」という書き出しから本書は始まる。
 著者は約2年の間、インターネットから隔絶された環境に身を置いていた。そこで彼は約1000冊の本を読破したという。ノンフィクションから小説、マンガまで・・・彼が読んだ本の中から珠玉の42冊を選び、書評を展開するのが本書の趣旨である。
 ただ、単なる"書評本"で終わらないのがさすがホリエモンというところ。1冊の本を読みながら、頭の中には「新しいビジネス」「歴史観」「日本人の気質」「情報の集め方」などに関する思考が縦横無尽にかけめぐる。ここが、本書の本当の読みどころだろう。巻末には書評サイトHONZの代表・成毛眞氏との対談もあり、「本の読み方」「情報の集め方」に関する見識が垣間見える。

書名:ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた
著者:堀江貴文
発行:角川書店
定価:1365円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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