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「今、資源に迫っている危機」　柴田明夫著

柴田明夫著
資源
夕刊フジの書評から
2013/4/24
 　日本のエネルギー問題、米国発のシェールガス革命、そして各資源の市場価格変動など、資源に関する話題は常に新聞やテレビニュースをにぎわす。だが、それらは断片的な情報だ。資源の世界を体系的にとらえるために最適なのが本書だ。
　2030年には「臨界点」に達するといわれる資源枯渇問題。新興国の経済成長と人口増加、国内外の政治情勢、技術革新といった複雑な環境下で、不足する資源を巡り、各国、企業・投資ファンドなどによる争奪戦は激しさを増すばかりだ。たとえば、中国は人口１人当たりに換算すると実は資源貧国である。経済成長の中、国外資源の囲い込みに動いている。
　エネルギー、水・食料、採掘資源・・・さまざまな資源の現状と未来を、元丸紅経済研究所代表、現在は資源・食糧問題研究所代表を務める資源市場分析の第一人者がわかりやすく解き明かす。


書名：今、資源に迫っている危機
著者：柴田明夫
発行：TAC出版
定価：1470円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代～60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」（http://www.zakzak.co.jp/）で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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　打合せの最中、突然、お告げが降りてきたかのように、竜庵氏が叫んだ。どんな苦難をもはね返す強運。たくさんの富を得る金運。「龍」は、宇宙とつながりながら、自分の中に眠るエネルギーであると氏は説く。 　タイトルは、まさに宇宙とつながった、氏の...
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