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「珈琲店タレーランの事件簿」岡崎琢磨著

 本作の舞台は京都。主人公の青年・アオヤマが、珈琲店「タレーラン」で長年追い求めていた理想の珈琲と女性バリスタ・切間美星(きりま・みほし)と出会い、店に持ち込まれる日常の謎を美星が鮮やかに解き明かしていく。
 殺人事件が起きるわけではなく、「日常」で起こる謎を解決していく日常ミステリーが気軽に楽しめる点が、人気の秘密のようだ。
 また、登場人物のキャラクターが立っていて、ほんわかした世界観が心地よく、かわいいイラストの表紙も、思わず手に取りたくなる。
 コーヒーにまつわるうんちくが散りばめられているので、珈琲好きにもオススメで、おいしい珈琲を飲みながら読みたくなる1冊。現在50万部を突破しているという。

書名:珈琲店タレーランの事件簿
著者:岡崎琢磨
発行:宝島社文庫
定価:680円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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