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「マウンティング」に「自分語り」...自分を偽る人の特徴は?

  • 書名 『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』
  • 監修・編集・著者名秋山ジョー賢司
  • 出版社名ディスカヴァー・トゥエンティワン

「自分の性格の好きなところ」と聞かれて、いくつ答えられるだろうか。
普段あまり考えないことだから、ぱっと答えが出てこないかもしれない。

では、「自分の性格の嫌いなところ」は?
こちらの方がすらすら出てくる人が多いはず。
「すぐ不安になる」
「嫉妬深い」
「優柔不断」
嫌なところも含めて自分なのだから気にせず生きればいいのに、どこかで自分の性格を引け目に感じてしまう。特に、仕事やプライベートでトラブルを抱えている時ほど、自分のマイナス面ばかりが目に入る。

■自分を偽る人には5つのタイプがある!

『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』(秋山ジョー賢司著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)は、自分で好きになれない自分の心の性質を把握し、飾らず、虚勢を張らず、嫉妬せず、ありのままの自分で堂々と生きるメンタルの作り方を指南する。

思えば、自分の性格が好きになれないのは、どこかに「こうあるべき(こんな人でいたい)」という「理想の自分」がいて、その理想に近づこうと自分を偽って生きているからかもしれない。リーダーになってしまったから自分の思うリーダー像を体現すべく、強くて決然とした人間を演じてはいるものの、演じれば演じるほど本来の性格である優柔不断さが強く自覚されてしまう、という例がわかりやすいだろう。

本書によると、そのように自分を偽る傾向には5つのタイプがあるという。

・尊敬されたいモード
人の上に立つ人に多い。「尊敬してもらいたい」「自分についてきてもらいたい」といった思いから、叱るべきところで叱ることができず、変に下手に出てしまう。いいかっこしいであり、謙虚なわけではない。

・優秀さの証明モード
「自分は認められていない」と考えている人に多い。自分の優秀さを認めてもらいたいばかりに、周囲に対して自分のやり方を押しつけたり、自分の成果を過剰にアピールしてしまう。得意文句は「僕もやったことあるよ」「そうそう、それ知ってる」

・被害者モード
自信のなさから「自分は周りからバカにされているのではないか」と思えて、相手の言動のすべてが、自分を批判しているように見える。一見、周囲の人間を恐れているように見えるが、「相手から自分がどう見えるか」を気にしているだけ、というのがポイント。

・マウンティングモード
自分より優れた相手、自分の脅威になりそうな相手にたいして、高圧的にマウンティングをとる。素直に相手の実力を認められないのは、やはり自分を偽っている。

・偽ワクワクモード
「ワクワクして生きた方がいいんだ!」という信念のもと、ワクワクしていなくてもワクワクしているように装う。落ち込んでいる時に無理やりポジティブになろうとする傾向も。

変に下手に出てしまう。
知ったかぶりをしてしまう。
自分が周りよりも劣って見える。
無意味に相手を攻撃してしまう。
無理やり自分を鼓舞してしまう。

これらはどれも自分を偽っている兆候。
きっと少しくらいはどれも心当たりがあるものだが、あまりに度が過ぎると、自分を好きになれず、自己肯定感が下がるし、精神的に不安定になりやすい。

もし、「もしかして自分って......」とドキッと来たなら、本書はきっと役に立ってくれるはず。ありのままに、素直に、媚びず、へりくだらずに生きていくための方法を教えてくれる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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