読むべき本、見逃していない?

欧米のエクゼクティブやハリウッド俳優が注目の最先端健康法"バイオハック"始めやすい習慣は?

  • 書名 『バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45』
  • 監修・編集・著者名井口晃
  • 出版社名SBクリエイティブ

体調にはアップダウンがあるのがつきもの。それをできるだけ少なくして、いい状態を続けられるようにしたら、仕事もプライベートも充実するはずだ。もし、体力の衰えを感じて「年齢かな」と思っていたり、長引く疲れに悩んでいるのなら、今の生活習慣を見直してみるべきかもしれない。

『バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45』(SBクリエイティブ刊)は、シリコンバレーやニューヨーク、ロンドンといった欧米都市で、エグゼクティブやハリウッド俳優など、健康に意識の高い人々の間で注目されているライフスタイルを伝える一冊。食生活から睡眠習慣にいたるまで、健康を保ち、パフォーマンスを最大に高めるライフスタイルを解説している。

今回はこれまで2000万円以上かけて、世界中の健康法を試してきたという著者の井口晃さんにインタビュー。バイオハックの本質とその実践についてお話をうかがった。

■欧米で注目の「バイオハック」始めやすい健康習慣は?

――『バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45』では「主体的な健康づくり」がテーマになっていますが、井口さんはいつ頃からこの考えを持っているのでしょうか。バイオハックを始めたきっかけになった出来事などありましたら教えていただきたいです。

井口:きっかけというと高校生の頃までさかのぼります。当時部活で卓球をやっていたのですが、スポーツって小さい頃からやっていた人の方が上手じゃないですか。僕の場合は始めたのが中学からだったので、5歳くらいからやっていた人と比べると実力に差があったんです。

この差をどうやって埋めるかと考えた時に、健康面や体調面を整えることでパフォーマンスを上げることで、スキルの差をカバーできるんじゃないかと考えたのがきっかけでした。

――比較的早い時期から健康についての意識を持っていたんですね。

井口:そうですね。ただ、健康についての大切さに本当の意味で気づいたのは5年前に父が癌でなくなった時でした。

闘病している時に、僕もサプリメントや健康法について学んで、父に教えたりしていて、そのおかげかはわかりませんが、余命3ヶ月といわれていたのが1年ほど生きることができたんですね。ただ、生き延びることはできなかったというのがあって、こういう人をなくしたいという気持ちになったんです。やはり、病気になってからでは遅いので。

――今回の本では、健康を保ち、日常のパフォーマンスを高めるためのバイオハックが45種類紹介されています。これらはどれも井口さんご自身が実践されているものなのでしょうか?

井口:そうですね。自分自身がある意味「実験台」になっています。この20年間で2000万円以上使って、バイオハックを試してきました。

――すごい額ですね。

井口:サプリメントを試したり、「ブルーゾーン」っていうんですけど、100歳以上の方が多い地域に行ってみて、どんな生活をしているのかを調べたりもしました。

あとは、今バイオハックや健康についてのカンファレンスに参加して、予防医学の医師から最新の情報を仕入れたりもしています。今回の本で紹介しているのは、そうした経験を通して知ったことの中で、現時点でのベストの方法を紹介したものです。

――実際に試したことはもっとたくさんありそうですね。

井口:ありますよ。たぶん500種類くらいあります(笑)。機会があったら第2弾も書きたいですね。

――本書で紹介されているようなバイオハックを試すことで、体調の良さや健康面での好影響を実感することはありますか?

井口:あります。昔から朝が苦手で、起きた時にだるかったり、夕方になるとものすごく疲れたりしたのですが、そういうことがなくなりました。

私は会社を経営していますし、セミナーをやったりもしていて忙しいものですから、疲れやすさは悩みだったんです。それが解消されたことは自分にとってはすごく大きなことでした。

――現在38歳とのことですが、加齢を実感するようなこともなく。

井口:男性も女性も35歳くらいが体力の分かれ目と言われていますが、自分の場合はそれを感じることは今のところなくて、年々元気になっている感じがあります。

そのこととつながってくるのですが、気持ちの面でも若くいられているのかなというのもありますね。40歳前後になると、「守りに入る」みたいなのがあるじゃないですか。

――そうですね。リスクを取れなくなってくるという。

井口:そうです。体力的に余裕があるからなのか、新しいことにチャレンジしたり、大きなことを手掛けることにためらいがないのも、バイオハックのおかげなのかなと。

――毎日少しずつお金や時間を健康づくりに使うことで、将来の病気リスクを減らすことができるのはその通りだと思いますが、実践できる人は少ないですし、何をすればいいのかわからない人も多いと思います。今回の本に書かれているバイオハックの手法の中で、手始めに実践しやすいものを挙げるとしたらどれになりますか?

井口:地道なところなのですが、すぐ始められるとしたら食生活を変えることでしょうね。具体的には「生きた食べ物」を食べることで、オーガニックの野菜や果物、牧草で育てられた肉、天然の魚を食べるということです。私たちの祖先が食べていたようなものに立ち返る、というのが一番始めやすいのではないかと思います。

ファストフードやスーパーのお惣菜ではなくて、自然に近いものを食べるという意識を持っていただきたいですね。

(後編につづく)

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