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鏡とスマホでできる「10年後の老け方」がわかるテスト

 老いや加齢は誰にとっても嫌なもの。20年後、30年後は今より容姿も体の機能も衰えているというのは、どんな年齢の人も同じ。考えると憂鬱になりますよね。

では、その衰えを少しでも遅くするためにできることはないのでしょうか。整体師・寺門琢己さんの『老いない体』(幻冬舎刊)は、そのための考え方や取り組みについて書かれています。

■「自分の10年後の老け方」がわかるテスト
まず、今のまま過ごしたら自分がどこから、どのように老けるかがわかるチェックテストを紹介します。

寺門さんが「顔面下垂判定テスト」と呼ぶこの方法は、鏡に背を向けて立ち、前屈して股の間から鏡を見るというシンプルなもの。さかさまになった顔を自撮りして、180度回転させます。

さかさまですから、顔の肉は頭頂部の方向にひっぱられます。ただ、子どもの場合、顔全体が重力にひっぱられますが、大人の顔は表情筋肉の動きが悪くなっていたり、皮下の結合組織が固くなっていたりするもの。たるみもあります。

さかさまになると、そういった「衰えた部位」が露骨に現れます。このテストをやってみて、自分の顔のある部位が極端にたるんでいたり、逆にまったく動いていなかったりしたら、その部位の老化が速く進むと考えていいかもしれません。

■「ブルドッグ顔」にならないために今からやるべき習慣とは
では、こうした顔の衰えに立ち向かうために、どんなことが可能なのでしょうか。

寺門さんによると、顔の筋肉は頭皮下の筋肉やひたいの筋肉にぶらさがっているそう。頬の筋肉も、口の周りの筋肉も、すべて頭頂部にぶら下がっています。

この構造を踏まえると、頭皮やひたい、耳などを動かしている筋肉群を鍛えることが、若々しい、キレのある顔を取り戻すためには大切なのだそうです。

頭頂部からひたいを動かして、眉毛を上げ下げする運動は、これらの筋肉を鍛えるのに効果的。頬の垂れ下がった「ブルドッグ顔」にならないために、朝晩の歯磨きをしながらやってみましょう。

ここでは「顔の衰え」を取り上げましたが、老化も衰えも顔だけでなく体のあちこちで生じます。これらとどう付き合い、対処していくべきか。寺門さんは本書の中で「過熱・乾燥」「雑菌の侵入」「炎症」という3つのキーワードを使って解説していますので、若い方も、そろそろ肌の衰えが気になり始めた方も、参考にしてみてはいかがでしょうか。  
(新刊JP編集部)


『老いない体』(幻冬舎刊)

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