「人の評価は第一印象で決まる」というように、自分の見た目を整えて、相手から好印象を得られるようにしておくことは仕事の成果や出世にいい影響を与えるのは間違いありません。
ただ、多くの人が見落としがちなのは、「見た目=服装」ではないということ。特に、肌が荒れていたり、あまりに老けて見えると、服装よりそちらに目が行ってしまい、いい印象を持たれにくくなってしまいます。気をつけるべきは服装よりもまず「肌」なのです。
『男の年収は「見た目」で決まる──なぜ、一流の人は「顔色」が良いのか?』(自由国民社/刊)の著者で美容コンサルタントの平松由貴さんはこの点に注目し、肌を若々しく、健康的に保つ秘訣を明かしています。
■「ドライアイ」があなたの見た目を老けさせる
オフィスワーカーの職業病とも呼べるのが「ドライアイ」。
このドライアイですが、ただ「目が乾いてつらい」だけだと思っていると大変なことになります。
眼球が乾いていると、涙という潤滑剤がないため、瞬きのたびにまぶたの内側が擦られます。その摩擦が抵抗になり、まぶたがしっかり開かなくなってしまうと、どうしても眠そうな目つきになり、老けて見えやすくなってしまうのです。
元々、まぶたをはじめ目もとは皮膚が薄いため、しわやたるみができやすく、老けやすい場所。日頃からまめに目薬をさしたり、部屋の湿度を高めたり、まぶたを温めるなどのケアが必要です。
■飲み会からの〆ラーメンは最悪の組み合わせ
また、肌全体を健康的に保つためには、やはり食習慣や生活習慣の整備が大事になります。
肌の老化を早め、肌トラブルの原因となるのは「活性酸素」だとされていますが、この活性酸素を増やしてしまうのが、ストレス・不摂生・タバコ・大気汚染・紫外線など。
大気汚染は別として、ほとんどは自分で対処できるものです。特に食習慣は心がけ次第で改善しやすいもの。たとえば、
・「アルコール+油もの」という肌には最悪の組み合わせを控える
・お酒と並行して水を飲んで体内のるだけでも肌の状態は改善できるはずです。
「飲み会で揚げ物をつまんで〆にラーメンがいつものパターン」という人は、「仕事のため」と思って少し控えてみてはいかがでしょうか。
男性の場合、肌の状態を気にする人はまだ少ないかもしれません。
でも、健康的で若々しい肌は、仕事にもプライベートにも確実にいい方向に働きます。それを考えると肌の状態と将来の出世や年収との関係は、決して無視できるものではありません。
自分の未来をより良くし、人生を充実させるために、まずは「肌」から始めてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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