顔のたるみや目元のシワ、ほうれい線など、歳を重ねていけば仕方ないとはいえ、特に女性はどうしても気になってしまうもの。とはいえ、エステに通う時間もお金もないならば、自分でケアをするしかありません。そんな時、自宅で簡単にできるのが、「猫手マッサージ」です。
「猫手マッサージ」とは、手の第一関節と第二関節を曲げて「猫手」を作り、顔や体の気になる部分をほぐすマッサージのこと。
『たるんだ肌が劇的に若返る猫手マッサージ』(服部恵/著、長尾美樹/監修、マキノ出版/刊)には、この「猫手マッサージ」の効果や具体的なやり方とともに、美肌、美ボディを保つために必要なポイントが解説されています
■肌とボディの美を保つには3つのポイントがある
1.マッサージで美しい形をつくる
肌やボディの美を保つには、リンパ液や血液の流れを改善して、体内で不要になった老廃物や水分を排出すること、凝り固まった筋肉や脂肪、セルライトなどをしっかりとほぐして、リフトアップすることが必要です。そうすることではじめて、フェイスラインやボディラインを美しくつくり上げることができます。
2.美しい形状を維持するための筋肉をつける
「猫手マッサージ」は、筋肉を美しい形に整えていくものですが、筋肉量がそもそも足りない場合、美しい形状を保つことは難しくなります。重力に逆らい、美しい形状を保つには筋肉の力が必須ということで、日常的に筋力トレーニングを行うこともおすすめです。
3.肌の土台をしっかりとつくる
いくらマッサージや筋トレを行っても、肌の土台がしっかりしていなければ効果は上がりません。エステサロンであれば、イオン導入を行い、電流を使って肌に必要な栄養をしっかりと送り込む方法がありますが、自宅でのセルフケアなら化粧品が中心となります。肌の栄養不足を美容液で補うことは、常に行っておくべきでしょう。
これら3つのポイントを押さえておけば、今の自分に必要なケアが見えて、「猫手マッサージ」の効果も上がるはず。
「猫手マッサージ」は著者の服部恵氏がプロのエステティシャンのために考案した「美筋形成マッサージ」の考え方に基づいています。エステティシャン向けの手技は、一般の女性が真似するには難しいもの。そこで、簡単に、それでいて結果を出すことができるようにと考案されたのが「猫手マッサージ」なのです。
道具も必要なく、テレビを見ながら、寝る前のちょっとした時間に自分の手で肌のメンテナンスができるのは大きな利点です。たるみ、くすみが気になる人は気軽にできる「猫手マッサージ」を試してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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