携帯電話を使い慣れない母からくるメールは、誤字・脱字のオンパレード。思わず笑ってしまったり、頭の中が「?」で一杯になってしまうようなものがありますよね。
『おかんメール』(おかんメール制作委員会/編、扶桑社/刊)は、そんな珍メールの選りすぐりが掲載された、爆笑必至の一冊。「どうしてそうなった…?」と首をかしげざるをえないものから、もはや何を伝えたいのかさっぱりわからないものまで、さまざまな「おかんメール」が揃えられています。
■「あと5分くらいどつくよ」
駅まで迎えを頼んだ子どもへの返信。なんと書きたかったのは想像がつきますが…送信前に文面を見返さないのが母たちの習性です。
■「コカインランドリー行ってきます」
「ダメ!絶対」と返信しましょう。繰り返しますが、母たちは文面を読み返さないんですよね…。
■「いま小学校、占拠しているからあんたも来なさい!」
お母さんはテロリスト!?ではなく、漢字の誤変換です。正解は「いま小学校、選挙しているからあんたも来なさい!」。おとなしく投降するよう説得に…いや、投票しに行きましょう。
■「結婚します」
お母さんから朝6時にこんなメールがきたら眠気も吹き飛びます。実はこれ、町内会の草刈りを、小雨だけど「決行します」と書くつもりだったそう。この間違いメールが町内会メンバーに一斉送信されてしまったのですが、旦那さんを亡くして8年という状況も手伝って周囲は信じてしまい、このお母さんの携帯電話はその日一日鳴りやまなかったといいます。
■「ちぎって鼻毛、ちぎって鼻毛」
仕事帰りに変質者にあったと知らせた娘に、「そんなん、お姉ちゃんなら、ちぎって鼻毛、ちぎって鼻毛ちゃうん?」という返事。正解は「ちぎっては投げ」ですが、相手の鼻毛をちぎり取る技も有効かも!?
ここで取り上げたのはまだまだ序の口。本書にはさらに不可解で、さらに笑える「おかんメール」がまだまだ取り上げらています。
他の人だとイラッとすることもある間違いメールですが、お母さんからだと不思議とかわいらしく思えるのが不思議なところ。母の日も近いことですし、お母さんのメールが上達するように本書をプレゼントするのもいいかもしれません。
(新刊JP編集部)
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