■体質を変えれば、やせられる!
これから夏に向けて、肌を露出することが増えてくるもの。
そこで気になるのは、カラダについたじゃまな脂肪。
お腹、太もも、二の腕……人によって場所は違っても、悩みは一緒。
「とにかく何でもいいから早くやせたい!」と思っている人は、この時期、多いはず。
そんなとき誰もが思いつくのは、食事制限でやせる方法。
ただ、これがなかなか大変。「2カ月で20キロやせた」といった話をよく目にしますが、食事制限だけで、これだけの減量ができると思いますか? 仮にできても残念ながらすぐ元に戻ります。
非現実的なダイエットは、必ずリバウンドしてしまうのです。
それは体質が変わっていないから。
「2カ月で20キロキロ太ることができますか?」と聞くと、ほとんどの人が「できない」と即答します。つまり、2カ月で健康的にやせることも、それほどむずかしいのです。
■「やせる体質」になる漢方
大切なのは体質を変えること!
では、「やせる体質」になるには、どうすればいいのでしょう?
そこで登場するのが漢方。適した漢方薬を飲むことで、代謝を上げ、「やせる体質」にカラダを変えることができます。
「やせる体質」をつくる漢方はいくつかあり、その一つが「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という漢方です。
これはメタボ対策でよく用いられる漢方で、体内にたまった老廃物を排出、脂肪を分解、燃焼を促進する働きがあります。飲み始めるとお通じがスムーズになるなど、デトックス効果を感じられます。
■夏までには「理想のカラダ」に!
ダイエットには、運動も効果的。ただ、慣れない運動を急に始めると、足がつったりしてしまうもの。
そんな時も漢方が役に立ちます。
足のツッパリやこむら返りには、「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」という漢方が効果的です。
ここで紹介した漢方は身近なものばかり。近所の薬局やドラッグストアの漢方コーナーに必ずありますものです。ただ同じ漢方薬でも、メーカーによって商品名が違うこともあるので、お店の人に聞いてみるといいでしょう。
また、漢方の種類によって、服用できない人、控えるべき人は異なります。なので、医師や薬剤師といった専門の人に相談し、必ず自分の身体に合ったものを選ぶようにしてください。
漢方は「理想のカラダ」を手に入れる助けになります。
知らないなんてもったいない! 『40代からは漢方でやせる。若くなる』(三笠書房/刊)には、そんな漢方がたくさん紹介されています。
早く始めて、早く理想のカラダになりましょう!
(著者・久保田嘉郎)
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