「もっと仕事ができるようになりたい」
「いつかは起業してビジネスで名を馳せたい」
そんな向上心の強い人の中には、書店で「○○に学ぶ成功哲学」「○○の成功法則」などといったタイトルの本を買って読んでいる人は多いはず。
このような本は、総じて「これをやれば成功できる」と、誰でもやろうとしたことで成功できるかのように書かれていて、読んだ後は「自分もがんばろう」とやる気になりますが、「たまたまうまくいっただけの成功事例を万人に通用するかのように書いている」など、問題点も。
本当に成功したいのであれば、一時的に気分が盛りあがるだけの本を読むよりも、成功するために努力を続ける方法を身につけるべき。そんな視点で書かれているのが『5分の使い方で人生は変わる』(小山竜央/著、角川フォレスタ/刊)です。
この本は「変化を嫌い、面倒くさがりで、新しいことを好まない」という人の脳が持つ性質を踏まえ、脳の負担にならない、ごく小さなアクションを積み重ねて人生を変えていこうという一冊。
そこでは、1日5分でできるこんなアクションが紹介されています。
■5分だけ本を読んでみる
何であれ、成功するためには努力の継続が必要です。しかし、よほど意志の強い人でない限りそれは難しいこと。
そんな時に有効なのが「目先の5分」を変えてみることです。
「毎日3時間勉強する」のは大変ですが、「5分だけ本を読んでみよう」「5分だけ参考書を読もう」なら苦になりません。そうして、とにかくやり始めてしまえば5分後には集中して勉強している自分がいるはずです。
■やる気が出ないなら掃除を5分
とはいえ、どうにもやる気が出ない時もあります。そこで自分の気持ちを立て直せる人は、何かをやり続けることができる人です。
そういう人になるには、上手な気分転換を覚えることがポイント。たとえば、やる気が出なかったり、気分が乗らない時は5分だけ掃除をしたり、5分だけ散歩したりすると気分がガラッと変わります。
こうして自分の気持ちをやる気が出る方向に切り替えてあげれば、物事を継続しやすくなります。
楽をしようとせず、地道にやり続けることこそ成功への近道。
本書には、この他にも自分を変えて成功へと向かわせるための5分間の試みが数多く紹介されていますので、夢や目標がある人、今の自分に満足していない人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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