最近ではビジネス書や生活実用書を原案にしたドラマや舞台が制作され、話題になることが多いが、この作品はまさに“満を持して”という言葉が最も合うのではないだろうか。
2010年に出版されて以来、シリーズ累計167万超の大ベストセラーとなった『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵/著、サンマーク出版/刊)が原案となり、2時間ドラマ化。9月27日夜9時から日本テレビの金曜ロードショー枠で放送される。
主人公の乗田磨輝子(仲間由紀恵)こと“のりまきさん”は“片づけの変態”を自称する、一癖も二癖もある片づけのプロだ。そんな彼女の元に、部屋が汚すぎて過去に何度も男に逃げられているOL、二子玉川薫(夏菜)から片づけの依頼が入る。
ひょんなことから片思いの男性を自分の部屋に招く約束をしてしまった薫は、藁にもすがる思いで部屋の片づけの依頼を出したのだが、そこにやってきたのは、全身白づくめの不思議な女、のりまきさんだった。さらにのりまきさんはまったく片づけようとせず、部屋の様子にダメ出しするばかり。薫の運命は一体どうなるのか…?
主人公・のりまきさんのモデルとなった人物が、著者の“こんまり”こと近藤さんだ。近藤さん自身も“片づけの変態”を自称しており、このドラマを見ることで、“こんまり流”片づけのノウハウを学ぶことができる。
さらに、学べるのは片づけのノウハウだけではないようだ。タイトルの“人生がときめく”ためのハウツーも満載。片づけを通して人生さえも切り開くことができる。それがドラマの最大の魅力の一つとなっている。
ドラマのオフィシャルサイトで、主演の仲間由紀恵さんは「私自身が身の回りを整理することに興味がある」とコメントしており、まさにのりまきさんを演じるのにはうってつけ。さらに薫を演じる夏菜さんとの掛け合いも見どころの一つだ。
原案となった『人生がときめく片づけの魔法』シリーズの出版元であるサンマーク出版の高橋朋宏編集長は、このドラマ化について「ベストセラーになった本とはいえ、生活実用書がドラマになるということに驚いている。100万人以上の人生を変えたこの本と同様に、ドラマ放送がきっかけとなり、また『片づけ』ブームが起きるのではないか」と期待を寄せる。
人生がときめく片づけのドラマの放送は9月27日午後9時から放送開始だ。
(新刊JP編集部)
■「人生がときめく片づけの魔法」
2013年9月27日(金)午後9時より、日本テレビで放送。
出演(敬称略):仲間由紀恵 夏菜 速水もこみち 倍賞美津子 他
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