男性にとっては、仕事の成功が人生そのものの成功と深く結びついているもの。仕事で結果を残した時に、最も大きな充実感を覚えるという人は多いはずです。
しかし、同じように一生懸命やっていても、結果を出せる人と出せない人がいるのが仕事の不思議なところで、両者を分けるものは何なのでしょうか?
それは、それは技術、経験だけの問題ではないようです。
『なぜあの男は空気で人を動かせるのか 昼も夜も結果を出す男の習慣』(阪急コミュニケーションズ/刊)の著者で、銀座のクラブのホステス、外資IT企業のセールスの経験を通して、新宿・歌舞伎町でキャバクラオーナーになった内野彩華(うちの・あやか)さんは、これまでに数えきれないほどの男性と接し、彼らの表の顔も本性の部分も見てきました。内野さんによると、結果を出す男性とそうでない男性には考え方や習慣に大きな違いがあるそうです。
■自信のない男ほど夢を熱く語る
仕事に関わらず、夢や目標の類は大なり小なり誰もが持っています。
夢に向かってがんばるのはすばらしいことですが、その夢をやたらと人に語りたがる人っていますよね。
内野さんいわく、「夢は、自分との約束」であって、人に語るものではありません。そもそも、本当に夢に向かって打ち込んでいて、実現する自信があるならば、わざわざ人に語る必要はないはずです。
夢を熱く語るのは自身のない人だけ。
結果を出す男性はそれがわかっています。
■負けを認めてからが本当の勝負
どんなに才能のある人でも、一度も負けることなく勝ち続けることはできません。いつか、どこかのタイミングで失敗したり、負けたりする時が必ず来ます。
そういう時にどんな行動を取れるかが男性の真価。
潔く負けを認めて再起を図る人もいれば、負けたことを人のせいにしたり、環境のせいにして愚痴をいう人もいるでしょう。負けたことを飛躍の糧にできる人は、もちろん前者です。
■結果を出す男は、まず決める
「できるかできないかを考えて、できそうならやる」のが結果を出せない人だとしたら、結果を出せる人は「まずやると決めて、決めたら、がむしゃらに取り組む」。
計画性を持つことは大事なことですが、あまりそこにこだわりすぎると行動が消極的になります。
まずは決断、そして決めたからには絶対に成し遂げるように全精力を注ぎ込むというやり方はリスキーかもしれませんが、結果的にはより大きなことをやり遂げられるのです。
成功するには、まず、身近な人を動かさなくてはいけません。結果を出したら、また人が寄ってきて、今度はその人たちを動かさなくてはいけません。そして、その輪がだんだんと広がって、小さい成功は、やがて大きな成功となっていきます。
本書には、男の人付き合い、お金についての考えかた、リーダーシップなどさまざまなテーマについて「成功する男」の特徴が、内野さんの体験談を交えて紹介されています。
内野さんいわく「成功する男の手法を全部丸パクリしても、正直身にならないと思うんです。大切なのは、成功する男が持つ視点です」。
「なぜ、この男は、そのような視点を持ったのか?」
そういう見方で、この本を読むと自分のなかで昇華できるはず。成功する男の視点をパクリ、そして、自分なりの結論を見いだしてくださいね。
(新刊JP編集部)
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