年収200万円時代とも言われる今、給料だけでは生活していくのが精一杯、貯金もできないし趣味やレジャーに費やすお金もないという人は少なくないはず。
そうなると、考えるのは副業のことです。本業の収入を増やすよりも、別のルートから収入を得た方が早い、と考えるのは、このご時世自然なことなのかもしれません。
空いた時間で手軽に、元手をかけずにできる副業の一つとして「アフィリエイト」が挙げられます。
『副収入が毎月10万円稼げるしくみ やればやるほど楽になる!』(羽根田雅幸/著、つた書房/刊)によると、携帯電話・スマートフォン(以下、スマホ)・PCと、大きく分けて3種類あるアフィリエイトの中でも、今注目なのがスマホ向けのアフィリエイトなのだそうです。
なぜなら、ここ数年でスマホユーザーは急増。それに伴ってアフィリエイトの勢力図も変わり、携帯・PC向けからスマホ向けにシフトしつつあるのです。
では、効果的にスマホアフィリエイトでお金を稼いでいくにはどうすればいいのでしょうか。
本書ではその秘訣を紹介しています。
■スマホユーザーが欲しがるものを探す
スマホアフィリエイトの大まかな流れとしては、まずスマホで閲覧できるようなサイトやホームページを作り、そこへ広告を掲載します。スマホユーザーがその広告をタップ(PCでいうところのクリック)して、その広告の商品やサービスを購入したら、広告主から紹介手数料がもらえるというものです。
ということは、スマホユーザーが欲しがる商品やサービスの広告を掲載できれば、それだけタップする人や購入する人も増え、結果として手数料も増えます。
■ターゲットを決める
では、どのようにスマホユーザーが欲しがるものを探せばいいのでしょうか。
それにはまず、スマホがどのような人に使われているのかを知る必要があります。
スマホが一番利用されている層は男女ともに20代で、60%弱の普及率。その次は10代の男女、30代の男女と続きます。
これらを踏まえて、自分のサイトでターゲットとする年代・性別を決めれば、彼らが欲しがるものも見えてくるはずです。10代ならば、友だちとのメールのやりとりが多い世代なので「デコメ」や「着うた」は需要が高いと予想できますし、20~30代の女性であればコスメやファッションに興味を持つ人が多いはず。
これらはほんの一例なので、その時々の流行や年代別に抱えやすい悩みなども調べたうえでどんな広告を載せるかを決めるといいでしょう。
■検索結果を最上位に
たくさんのユーザーに広告をタップさせるためには、自分のサイトを検索結果の上位に表示される必要があります。
しかし、ただサイトを作っただけでは検索結果に表示されませんし、検索結果の上位に表示されることもありません。これを上位に表示されるようにするにはSEO(検索エンジン最適化)が必要となります。
SEOの初歩として挙げられるのが、「キーワード」の選定です。
検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードをもとに、そのキーワードに関連するサイトや重要度の高いページを検索結果の上位に表示させるようになっています。なので、ユーザーが検索するキーワードに対して、自分のサイトやページの重要度が高いことを検索エンジンに伝えなければなりません。
そのためには、自分のサイトの内容をよく考えたうえで、適切なキーワードを定めて、サイト名やサイトの紹介文に入れることが、人が集まるサイトを作るうえでとても大切なのです。
本書には、スマホアフィリエイトサイトの立ち上げや、広告の選び方、稼げる仕組みの設計まで、初心者でもわかりやすくそのノウハウが語られています。
前述の通り、アフィリエイトのいいところは時間と手間がかからず、元手もほとんど必要としないところです。そしてスマホ向けのアフィリエイトはまだ競合も少なく、今はじめれば先行者収益が望めるということも大事なポイント。
本業の収入が少なく、もっと稼ぎたいと思っているなら、一度試してみても損はない低リスクな副業として今後どんどん始める人が増えていくのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)
関連記事
・
貯金したいなら絶対やってはいけないこと・
なかなかお金が貯まらない人の特徴とは?・
誰にでもなれる「コンサルタント起業」のメリット・
「言い訳をしない人」が成功する理由今すぐはじめればまだ稼げるスマホアフィ