二宮和也撮り下ろし写真と、Penの独占インタビュー一挙掲載です。Pen編集部は、映画『プラチナデータ』（東野圭吾原作）に主演したニノに、千葉のとある施設の撮影現場を訪ね、役づくりや心境について、語ってもらいました。ニノは、昔は自分のことをネガティブだと思っていたとか。でも、いまは？
ニノ以外にも注目記事は目白押しで「7大集中講義」と題して、各スペシャリストによる映画論が展開されます。監督、俳優、プロデュース、セリフ、音楽、美術、デザイン、それぞれの視点から映画を論じます。たとえば「監督の講義」では、黒沢清、是枝裕和、青山真治、吉田大八等、「俳優の講義」では、若手の橋本愛、綾野剛等がとり上げられます。「美術の講義」では、時代劇『十三人の刺客』でつくられた壮大なセット、落合宿を、そのデザイン画とともにとり上げます。
公開の迫った話題作、沖田修一監督の『横道世之介』（吉田修一原作）や、宮藤官九郎監督・脚本の『中学生円山』、今秋公開予定の映画を紹介します。そして圧巻は、1930年代から2000年代までの日本映画、選りすぐりの作品114本を掲載したとじこみ付録。永久保存版としての価値があります！
先ごろ亡くなられた若松孝二監督の追悼記事もあります。事務所で担当編集者が昔の貴重な写真を発掘しました。大島渚監督とのツーショットは、初公開かもしれません。ほかにも世界で評価を受けている日本アニメ、最近話題のショートフィルムの魅力についても、案内人に別所哲也を迎え、掘り下げていきます。今元気印の日本映画の魅力満載の大特集です！
誌名：Pen3/1号
発売日：2013/2/15
定価：600円（税込）
