インプレスコミュニケーションズで電子出版のプロデューサーをしている佐藤です。今回は電子書籍ストアを"本屋さん"として見たときのお話をさせていただきたいと思います。
街の書店の本棚を見ると、担当の書店員さんの手書きのPOPでおすすめ本を紹介されていたり、テーマごとに本がセレクトされていたりと、工夫が見受けられて、楽しく本に出会うきっかけがありますよね。
一方、電子書店では特にプッシュされている商品や売れ筋商品、新着商品などがわかりやすく表示されているものの、それらの多くはほかの電子書籍ストアでも似たようなラインアップになるため、紙の書籍にあるような「偶然の出会い」というのもさほど多くはありません。しかし中には、電子書店の「書店としての」個性を出すために努力されている書店さんもあります。ここではその一部をご紹介しましょう。
たとえばソニーのReader Store(
http://ebookstore.sony.jp/)さんでは、スタッフのおすすめとして、週替わりでテーマをもうけて簡単なコメントとともに本がセレクトされています。富士通BooksV(
http://booksv.fmworld.net/)さんでも、スタッフさんの顔写真とともに、リアル書店のPOPのような推薦文と推薦タイトルが掲載されています。
また、SNSなどストア店頭以外のスペースを利用して、積極的にコミュニケーションを行っている電子書籍ストアもあります。KDDIのブックパス(
http://www.facebook.com/auBookPass)さんやBookLive!(
http://www.facebook.com/booklive.jp)さんのようにFacebookを活用されていたり、シャープGALAPAGOS STORE(
https://twitter.com/sharpgalapagos)さんや楽天koboイーブックストア(
https://twitter.com/Rakuten_Kobo)さんのように、Twitterを活用されているケースも増えています。
上記でご紹介させていただいたのは一例で、多くの電子書籍ストアさんで同様の取り組みがなされており、単なるサポート窓口としてではなく、新たな電子書籍との接点の提供など、新刊でも存在が埋もれてしまいがちな電子書籍をフォローして、読者の方々に存在をお伝えしていただいてます。
このような取り組みは今後もさまざまな方法で広がってくると思います。ぜひ電子書籍選びの手段として、チェックしていただければと思います。