インプレスコミュニケーションズで電子出版のプロデューサーをしている佐藤です。
今回は最近各電子書籍ストアで新しいムーブメントとなりつつある現象についてご紹介します。
そのムーブメントというのは、ドラマやアニメ、映画の原作本です。1月から始まったTVドラマやアニメなどでは、小説やラノベを原作にした作品が多く、それにあわせて原作本の売上も増加する、というのは紙の本でもいままであった現象です。
ところが現在はそれに加えて、電子書籍でも原作本の売上が増加しているというのです。実際、あちこちの電子書籍ストアを見てみると、多くのストアで原作本をトップページで紹介しています。また、原作本の専用ページやコーナーを特別にもうけているストアもあります。ストアのランキングを見ても、原作本がちらほらと入っており、根強い人気を伺うことができます。
もちろん、「紙の書籍でも電子書籍でも売れている人気の作品だからそれを原作にしてドラマ、アニメ化」という流れもあるかと思いますが、ドラマやアニメを見た人がその原作本を読みたくなって放送終了直後にスマートフォンやタブレットで検索し、電子書籍になっていてその場で購入して読めるという流れもいまは可能になりました。また昨今のタイトルは電子書籍が紙の書籍の発売と同時、あるいは短いスパンで発売開始となるケースが多く、電子書籍化されている割合も高くなったこともこの動きに拍車をかけているものと思われます。
今年の冬は電子書籍を片手にドラマやアニメを見て、その差異を楽しむ、という楽しみ方もできるのではないでしょうか。