インプレスコミュニケーションズで電子出版のプロデュースをしている佐藤です。
本日は電子書店各ストアが出してきている電子書籍専用端末の通信回線についてのお話です。
Kindle Paperwhite、Kindle Fire/HD、kobo touch/glo/mini、Sony Reader、Lideo、BookPlaceなど、電子書籍専用端末は2012年後半から増えてきました。それらの端末の多くはWiFi通信機能を装備し、自宅の無線LANを利用して書籍を購入したり、ダウンロードしたりすることができます。WiFi通信機能がないモデルの場合はパソコンにダウンロードしたあとでUSBケーブルを端末に接続してデータを移す必要がありますが、WiFi通信対応端末であればその手間がはぶけます。
また、Kindle PaperwhiteやLideo、Sony Readerの(PRS-G1)ように、3G回線やWimax回線などのモバイル回線の機能を搭載したモデルも登場しています。これらのモデルでは外出先や電車の中など、WiFiのアクセスポイントがない場所でも本を探したり購入したり、ダウンロードしたりできます。
たしかにモバイル回線がついているのは便利と言えますが、中には「そうはいってもそこまでして電子書籍を買わないよ」という方もいらっしゃるかと思います。しかし、たとえばスマートフォンでいつでもどこでもアプリや電子書籍を購入できることに慣れていると、いつでも購入したいときに購入できないことが不便に感じることもあります。
最近ではWiFiルーターなどを携帯電話とは別に持ち歩いたり、スマートフォンのテザリング機能(WiFiルーター機能)を利用したりして、WiFi機能のみでも外出先で電子書籍の購入やダウンロードができるようになりましたが、持ち歩く機器が多くなったり、バッテリーの心配をしたりとめんどうなことも少なくありません。そのようなわずらわしさを考えずに電子書籍や電子書店を利用したいという方には、モバイル回線に対応したモデルがおすすめです。一度この便利さを味わってしまうと、なかなかやめられなくなります。
ただし、コミックや写真集のように、データの容量の大きい電子書籍では、モバイル回線ではダウンロードに制限がある電子書店や端末もあるので要注意です。またダウンロードできる場合でも、ダウンロードに時間がかかる場合もありますので、コミックや写真集を多く購入される方には向かないと言えるかもしれませんね。