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やる気を妨げる「めんどくさい」感情を解消する4つの原則

  • 書名 『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』
  • 監修・編集・著者名鶴田豊和
  • 出版社名フォレスト出版

朝起きるのがめんどくさい。
会社に行くのがめんどくさい。
人間関係がめんどくさい。

「めんどくさい」という感情は誰もが持っているものだろう。もしかしたら私たちの人生の最大の敵はこの「めんどくさい」かもしれない。

もし、「めんどくさい」感情をなくすとはいかないまでも、うまく付き合っていけたら、ストレスも解消し、もっと楽しく過ごせるはず。

■自分の中の「めんどくさい」を撃退するための4つの原則

『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』(鶴田豊和著、フォレスト出版刊)では、行動心理コンサルタントとして1万人以上の悩みを解決してきた鶴田豊和氏が、「行動するのが、めんどくさい」「人間関係が、めんどくさい」「何もかもが、めんどくさい」の3つの「めんどくさい」を解消するための方法を紹介する。

会社に行くのも、掃除をするのもめんどくさい。そんな「行動するのが、めんどくさい」をなくすにはどうしたらいいのか。そのための原則を4つ、鶴田氏は挙げている。

1.「やらなきゃいけないこと」を減らす
2.「やらなきゃ」と思わないようにする
3.「やらなきゃ」と思っても、いろいろと考えない
4.工夫して、とにかく行動する

1つ目の「やらなきゃいけないこと」自体を減らせば、めんどくさいと感じる機会も減っていく。以下の3つのステップを踏むと「やらなきゃいけないこと」を減らすことができる。

1.「めんどくさい」と思ったら、それを紙に書く
自分の考えを紙に書くと、その考えが頭に浮かびにくくなり、頭の中がすっきりする。なので、ネガティブな考えが浮かんできたときほど、紙に書くといい。

2.自分に質問する
「~すべき」「~やらなきゃ」と思って、できないと大きなストレスとなる。なので、「それは本当にやる必要があるのか?」と自分に質問してみる。このとき、世間や他人がどうかではなく、自分にとってどうか。頭ではなく、心に聞くことがポイント。損得ではなく、直感で選びことが大切。

3.「自分はやらない」という選択をする
あれもこれもやっていたら、ストレスはたまる一方。よくよく考えた結果、自分がやらなくてもいいと思えた場合は、やらない選択をしてもいい。自分の気持ちや望む結果が明確になっていると、自然と「NO」と言えるようになる。

本来やるべきことことは何で、やらなくていいことは何なのか。それを整理して、本当にやらなきゃいけないことだけに絞ることで、「めんどくさい」感情は減るのだろう。

本書は、本を読むのもめんどくさい人のために、作画・藤原ちづる氏、シナリオ原作・鍋島焼太郎氏によるマンガを交えて「めんどくさい解消法」を紹介しているので、わかりやすく読めるはず。

「めんどくさい」から脱却し、充実した毎日を過ごしてみてはどうだろうか。

(T.N/新刊JP編集部)

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