新型コロナウイルスの感染拡大を受けて全国的に学校が臨時休校になるなかで、家で時間を持て余す子ども向けの商品がよく売れているようです。
書店でも学習ドリルや参考書など、学校に行けない間の勉強に関する本や、児童書、絵本、コミックなどが好調な売れ行き。小学校低学年の子どもはまだまだ家でも手がかかりますが、一人で遊んでくれていれば、親としては気が楽なものです。
『くらいのなんか(そんなに)こわくない』 (すばる舎刊)は、子どもの関心を惹きつける工夫が凝らされています。というのも、この本は「部屋を暗くして読む本」なんです。
「暗いのなんて(そんなに)怖くない」と強がる男の子。でも実は暗がりや影がちょっと苦手です。そうこうしているうちに夜が訪れて......というお話ですが、ただのお話絵本じゃありません。ページのあちらこちらに意味深な形の穴が開いていて...
部屋を暗くして光を当てると...
部屋がプラネタリウムに早変わり!
もちろん、穴は星の形だけではありません。どんなものが出てくるかは読んでのお楽しみ。きれいな形や楽しい形、ちょっぴり怖い形まで、様々な形が部屋の中に映し出されます。
お父さんお母さんがやって見せてあげれば、次からは一人で部屋を暗くして遊んでくれるかも。夢中になって遊んでくれれば、親は楽ですよね。
新型コロナウイルスの感染拡大や臨時休校というイレギュラーな事態に、親も子どもも不安やストレスを感じているはず。でも、どうせなら自宅でじっくり勉強したり、普段読まない本に触れるチャンスととらえたいものですね。
(新刊JP編集部)
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