目標を達成したり、会社で出世したり、あるいはお金持ちになったり……。
こういう、「自分なりの成功」を収めるためには努力も大事ですが、それだけでは足りません。自分に巡ってくる数少ない「チャンス」を確実につかむことも、努力と同じくらい欠かせないことです。
「チャンスとは何か?」は、人によって、あるいは目指しているものによって違うはず。でも、一つ言えるのは、チャンスは「待っているだけ」ではダメだということです。
この連載では『チャンスの神様と出会う方法』(村川智博/著、現代書林/刊)から、チャンスをつかむために必要な要素を紹介していきます。今回は最終回、「チャンスを呼び込む習慣」についてです。
■ツキのある人から学ぶ
「運」や「ツキ」というのは、目標を達成したり、夢を実現するためにとても重要な要素です。ツキのある人のところにはチャンスがたくさん訪れると考えれば、それも当然です。運はいいに越したことはないのです。
自分も「ツキ」のある人になりたいのであれば、身の回りにいる「ツイてる人」を徹底して真似するのが一番の近道。じっくり観察すると、「なぜこの人は運がいいのか」「なぜこの人の周りにチャンスが集まるのか」が見えてくるはずです。
■とにかく本を読む
これは基本中の基本ですね。本の中には自分に気づきを与えてくれたり、モチベーションを高めてくれる言葉がたくさん散りばめられています。これに触れない手はありません。
自分の悩みを解決するヒントをくれたり、自分に足りない部分を補う方法について書かれた本は必ずあります。もしかしたら、自分にとっての「チャンス」を見つけるための気づきを得ることができるかもしれません。
■すぐに実行する
講演会やセミナーに行ったり、本を読んだりして心が揺さぶられた経験は誰しもがあるはずです。こんな時、この刺激的な体験によって自分が大きく変わったような気がするものですが、残念ながらこれは錯覚。
どんなにすばらしい講演会も、本も、そこで得た気づきを実行しないことには知識が増えるだけで終わりです。反対に、気づいたことや学びをすぐに実行するクセをつけておくと、どんどん色々なことによく気が付くようになり、チャンスを見つけやすくなります。
チャンスが身の回りに集まってくる人には、やはりそれだけの理由があります。それこそが今回紹介したような「習慣」であり「行動」です。
本書にはこの他にも、チャンスに気づき、それをモノにできる人が共通して持っている考え方や、共通する行動が取り上げられ、成功を目指す人の味方になってくれるはずです。
(新刊JP編集部)
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