どうしても肌が乾燥してしまう冬。
化粧水でマメに保湿しているのに、お風呂上がりや寝起きの顔がガサガサカピカピになってしまって辛い思いをしている人は多いはずです。
こんな悩みを解決してくれるのが、皮膚科医・菅原由香子さんの著書『肌のきれいな人がやっていること、いないこと~月1万人を診る人気皮膚科医が自分の肌で試した本物の美肌法』(あさ出版/刊)です。
本書は、化粧水に限らず市販の化粧品には、肌に有害な化学物質が含まれていることが多いとして、それらに頼らない肌のケア方法を教えてくれます。たとえば、化粧水ならば自分で材料を調合すれば、肌に害のある物質を排除した安全なものを作ることができます。さして手間がかかるわけではありませんから、一度試してみたいところです。
■有害物質ゼロ!肌に優しすぎる化粧水の作り方
安全な化粧水の作り方は、基本的には用意した材料を混ぜるだけのかんたんなもの。
1.薬局でグリセリンとクエン酸を購入する。
2.ホームセンター等でガラス瓶(容量100mlほど)を買い、煮沸消毒する
3.浄水器を通した水道水をガラス瓶に入れる
4.グリセリンを小さじ2分の1杯~小さじ2杯投入(使いながら自分の肌に合う濃度を調整)
5.耳かき1杯分のクエン酸を加える
6.ガラス瓶にふたをして混ぜればできあがり
大量に作ってストックしておきたいところですが、保管中に雑菌が繁殖して肌トラブルの原因になることがあるので、一週間で使いきるくらいの分量をまめに作りつづけるのがポイントです。
グリセリンというと、何となく肌に悪そうなイメージを持たれがちですが、実際は肌の深いところまで浸透し、保湿して、さらに無害なので安心して使えます。この化粧水で保湿力が充分でないと感じたら、ヒアルロン酸を加えると効果はさらに強くなります。
本書では、肌荒れに悩む人むけに、肌に負担のこない化粧品の作りかたや、美肌を保つケアの方法などが明かされ、女性の肌の悩みをすっきり解決してくれます。
肌ケアに高価な化粧品は必要ありません。乾燥肌、敏感肌、ニキビ、しみ、どんな悩みも、お金を書けずにお家で対処可能です。本書には、その方法が書かれているので、キレイな肌作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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