あなたは「成功者」と聞くと、どのような人をイメージしますか?
分かりやすいのは「お金」。「月収ウン千万」や「年収ウン億円」といった飛びぬけた額を稼いでいる人は「成功している人」と見なされます。
しかし、それだけが本当に「成功」の基準になるのでしょうか。
『年収1億円完全マニュアル』(宝島社/刊)の著者である関根義光さんは、成功者とはその分野で「No.1」を取る人のことを「成功者」と呼びます。
関根さんは22歳にして月収3182万円を達成した若き経営者。インターネットビジネス業界で成功を収め、注目を集めています。今回はそんな彼が提唱している成功するための条件をご紹介しましょう。
■その分野のNo.1を徹底的に研究すべし
今、あなたがいる分野でNo.1を取りたいと思ったら、まずはすでに成功している人を研究する必要があると関根さんは言います。
例えば、一流の経営者になりたければ、一流の経営者を研究すべきです。
それはなぜかというと、2つのメリットがあるからです。
一つは、過去の失敗から学ぶことができるということ、もう一つは、未来が予測できるということです。
失敗は成功の元と言いますが、前例のある失敗を繰り返しても、学びは少ないもの。ならば失敗をする前に、成功者の過去から予測できる失敗例を覚えておけば、その失敗を回避することができ、つまらない失敗に時間を取られなくなります。
もう一つのメリットである「未来が予測できる点」は、歴史は螺旋状に進化していることを、これまでの成功者の研究からつかむのです。この感覚を会得できれば、こっちのもの。いろいろなものの「次の流行」をある程度予測することができます。
■努力ではなく結果に対してシビアになる
「天才は1%のひらめきと99%の汗」が大事だと言ったのは発明王のトーマス・エジソンですが、関根さんがエジソンを研究したところ、実はエジソンからは、1から物を作った「発明王」ではなく、すでにあったものを改良して一般家庭に普及させた「ビジネスの王」の顔が見えるといいます。
エジソンは「努力」以上に「工夫」をしていたといい、頭を使って工夫をすることが、成功への近道になると考えます。
努力ではなく結果。結果が良ければその過程は肯定され、結果が悪ければ過程は否定される。こう関根さんは主張します。少し極端な考え方かもしれませんが、働いている中で、この真理を感じたことがある人は多いはずです。
成功者の「結果」だけを追い求めるマインドは、成功を目指す者にとって重要なものなのです。
関根さんは大学に入学するも、ほどなくして中退し、インターネットビジネスだけで身を立てていったそうです。『年収1億円完全マニュアル』はその中で感じたこと、成功を手にするために必要だったマインドやテクニックが明かされています。
生きているなら、失敗よりも成功したいと思うのが自然。ならば、成功に対してドラスチックに向き合ってみるもいいのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)
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