「最近お腹が出てきたから腹筋でも始めようか…。」
「腹筋をして体を引き締めよう」
そう思っている人はちょっと待ってください!残念ながら、腹筋運動ではお腹は凹みません。
「お腹がたるんでいるのは腹筋が弱いからだ」というのは、おそらくほとんどの人が無自覚に信じていると思われる昔からの定説です。
しかし、この定説は実はまちがい。腹筋運動にお腹を凹ませる効果はないのです。
そのことを教えてくれるのが、フィットネストレーナー・森拓郎さんの著書『腹筋運動ではお腹は凹みません 呼吸と姿勢だけでみるみる凹む最強メソッド』(アスコム/刊)。
「腹筋運動をすればお腹は凹む!」と考えてきた人には、にわかには信じられないことかもしれませんが、それにはこんな理由があるようです。
■「腹筋運動効果ナシ!」その理由とは?
一般的に、「腹筋運動」というと、仰向けに寝て上体を起こすという運動を指します。膝を伸ばしたり、曲げたり、あるいは「V字腹筋」といったものなど何種類かありますが、このいずれもが、腹筋の中でも表層にある「腹直筋」を鍛えるもの。
しかし、表層の筋肉を鍛えたところで、固い腹筋を作ることはできても出っ張ってしまったお腹を元通りにすることはできません。この目的のためには、まったく別のアプローチが必要なのです。
では、どうすれば腹筋運動をせずにお腹を凹ませることができるのでしょうか。
本書では、その方法を体のより深い場所にある「インナーマッスル」を鍛えることだとして、森さんが築き上げた独自のメソッドが公開されています。
このメソッドの特徴は、きついエクササイズを伴わないことと、器具を使わないこと。身体に負荷をかける運動を伴わず、自分の体一つでできるので誰にでも継続しやすいのです。
忘年会、新年会と続くこの季節は、一年でもっとも太りやすい時期。
この時期をスッキリした体型で乗り切るためにも、本書で紹介されている森さんのメソッドを今のうちから始めてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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