インプレスコミュニケーションズで電子出版のプロデューサーをしている佐藤です。
電子出版というと「電子書籍」という言葉で表現されるとおり、「書籍」のイメージがありますが、最近では「電子雑誌」を取り扱う電子書店も増えてきました。電子書籍専用端末(E-ink端末)のモノクロの画面で読むのは、雑誌のテーマや内容によっては読みにくい場面がありますが、iPadやNexus 7、Kindle Fireなどのタブレット端末ではカラーで読むこともでき、画面サイズも比較的大きめなので、快適に雑誌を読むことができます。
2013年度のNHKテレビ・ラジオの語学講座のテキストも電子雑誌として配信がはじまりました。電子雑誌は電通の運営するマガストア(https://www.magastore.jp/)が以前よりはじめており、Windows 8でも専用のアプリを提供しています。電子雑誌と電子書籍の大きな違いは、毎月決まった発売日に発売されることにありますが、今後は紙の雑誌と電子雑誌の両方が同時に発売されるケースも増えていくでしょう。
紙の雑誌を毎月購入していると、置き場所に困るけどなかなかバックナンバーを捨てられないものです。引っ越しのタイミングで涙をのんで捨てた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか(かくいう私もそのひとりです)。一度捨ててしまった雑誌の過去のバックナンバーを古本で探して買い直したりすることもあるものです。電子雑誌であれば場所をとらず、何年分ものバックナンバーを保存しておき、あとで見ることもできるので、書籍以上に電子媒体に向いているといえるのではないかと思います。