インプレスコミュニケーションズで電子出版のプロデューサーをしている佐藤です。
今回のテーマは、今年7月にオープンした楽天さんが運営する電子書店「
koboイーブックストア」です。オープン当時は「端末(kobo touch)のアクティベーションができない」「PCとの同期ができない」「品揃えが悪い」などネット上で話題となりました。ラインナップにWikipediaのコンテンツを電子書籍にして追加したり、画像1枚のコンテンツを電子書籍として3,000点近く盛り込んだり、楽天の三木谷氏のインタビューなども記憶に新しいところです。
そんな
koboイーブックストアですが、サービス開始から3カ月を経過した現在の状況はどうなっているのでしょうか。
現在「
koboイーブックストア」のサイトで日本語コンテンツとして登録されているのは64,063点(2012年10月18日現在)となっています。ランキングを見ると先週から配信された「ジョジョの奇妙な冒険」「ONE PIECE」などの集英社のジャンプコミックスや「のぼうの城」「悪の教典」「天地明察」などといったベストセラーがランクインしており、新しく追加されるタイトルに関しては他の電子書店とほぼ同様のラインナップになっています。秋の夜長に話題の本を読むには充分でしょう。新規で登録されたタイトルを確認するには、有志の方が運営されている「
[帰ってきた] koboストアの品揃えを見守るページ」がおすすめです。ここでは毎日の追加タイトルを知ることができるほか、出版社別のコンテンツも一覧で見られるなど、ストアのサイトより使いやすい点もあります。
また、「
koboイーブックストア」 の専用端末であるkobo touchは、7,980円と他の電子書籍専用端末よりも安価なうえ、ファームウェアのバージョンもサービス開始当初から上がって、現在では大きな不具合もなく、処理速度も速く感じられ、快適に利用できます。
「
koboイーブックストア」 の最大の特徴は、楽天のポイント(楽天スーパーポイント)を利用できる点にあります。電子書籍の購入でポイントがつく電子書店はほかにもありますが、同社のポイントは楽天市場の他の商品と共通のポイントなので、他の商品を買って得られたポイントで電子書籍を買う、電子書籍を買って得たポイントで他の商品を買うといった、利便性の高さが特徴です。またポイントキャンペーンが随時行われているのも楽天市場譲り。現在は10月25日9:59までの期間限定で、ポイントが最大10倍になる
ハロウィンキャンペーンが開催されています。
海外ではkobo touchの後継機種も発表されているほか、コンテンツに関しては年内20万冊目標とうたわれていること、ライバルとなるamazon kindleのオープンも「近日」と言われていることもあり、対抗策も含めて今後も新たな展開に期待したいところです。
なお、インプレスコミュニケーションズでは、現在koboイーブックストアで公開中の「
出版社いちおし電子ブック」コーナーで、おすすめタイトルを紹介しておりますので、あわせてチェックしてみてください!

楽天koboイーブックストア