本を知る。本で知る。

反論・反対・断り...上司に言いにくいことを言う時に知るべき3つのこと

  • 書名 『銀座No.1ホステスの 上司の評価が上がる知的なルール』
  • 監修・編集・著者名水希
  • 出版社名扶桑社

『銀座No.1ホステスの 上司の評価が上がる知的なルール』(水希著、扶桑社刊)は、仕事はできるのに、なぜか社内で評価されない人のための一冊です。

スキルはあるし、仕事も速い。成果が出ていないわけでもない。それでも評価されない原因は「コミュニケーション」にあるのかも。

コミュニケーションは、少し変えるだけで相手からの印象ががらりと変わる「コスパ」のいい改善ポイント。けっして「上司にゴマをすれ」ということではないので試してみては?

■使うだけで心証がよくなるクッション言葉の数々

伝えるべきことを単刀直入に伝えるのはコミュニケーションの基本ですが、何でもかんでも単刀直入の一辺倒では相手に威圧的な印象を与えてしまったり、過剰に自己主張が強い人だと思われてしまうかも。残念なことに、メッセージや主張自体が正しいものだったとしても、それを伝えるあなたの印象が強硬と受け取られることで、相手がそのメッセージを受け入れがたく感じてしまうことがあるのです。

伝えるべきことをはっきり伝えたのに、相手からの心証が悪くなってしまうのは理不尽なもの。クッション言葉はそんな事態を避けるための言葉です。

反論したり言いにくいことを言う時は
「申し上げにくいのですが」
「大変恐縮ですが」

断る時は
「お気持ちは大変ありがたいのですが」
「せっかくなのですが」

お願いする時は
「恐れ入りますが」
「可能であれば」
など、これらのクッション言葉を使うだけで、印象は柔らかいものになります。

これは別に相手に迎合しているわけでも、すり寄っているわけでもありません。主張すべきことをしっかり主張するためにこそ、クッション言葉が必要なのです。

■「みんなの利益」を前面に出せば主張は通りやすくなる

仕事に慣れてくると、現状の仕事のスキームや手続きの中に「これって必要なの?」「もっといい方法があるんじゃないか」と思えるものが出てきます。本当に不要であったり、非効率であれば、それは修正したり廃止したりする提案をすべきです。

こういう時に気をつけたいのが、それを変えたり廃止したりすることが「みんなの利益になる」ということを前面に出すこと。「不要だからなくしたい」「やりにくいから変えたい」というだけだと、「自分こそ正義」という感じが出てしまってあまり印象がよくありません。もしかしたら今のやり方でやるべき理由があるのかもしれませんしね。

提案をするときは「こう変えればみんな楽になりますよね」というスタンスにするだけで、受け取られ方は大きく変わります。

■「威嚇」と「哀願」は百害あって一利なし

振られたタスクを断りたかったり、納期を延ばしてもらいたかったりと、仕事をしていると上司と交渉せざるを得ない場面も。

こんな時、相手からの評価を下げるだけであまり得がないのが「威嚇」と「哀願」です。
威嚇とは「こうしてもらえないと納得できません」「どうしてこうしないんですか」と攻撃的に主張すること。哀願は「自分がいかにかわいそうか」をアピールして要求を通そうとすることです。

上司との交渉の際、気をつけたいのは感情的にならず自分の主張を理論だてて説明することと、代替案を用意すること。仕事を断る交渉であれば、謝罪→理由説明→断り表明→代替案の順に説明すると、相手も納得しやすくなるようです。

コミュニケーションとひとくちにいっても、そこには細やかな機微があり、納得させるための手順があり、そしてなにより相手の心があります。そこに思いをはせながら会話したり、メールをしたりすることが会社という集団の中での対人術のキモです。

どうせ仕事をするなら成果に見合った評価をされたいものですし、もっといえば最大限に評価されたいものです。そのために、本書は大いに役立ってくれるはずです。

(新刊JP編集部)

関連記事

「何が言いたいの?」と言われない! デキる人の大事な話の伝え方

戦略コンサルが明かす「知らないうちに評価が下がるポイント」

日本を代表する企業の会議「30分・30秒・5秒」の使い方とは?

何気ない「ひと言」で嫌われる!無意識に悪印象を与えるセリフとは

株式会社オトバンク「新刊JP」

次これ読もう、が見つかる「新刊JP」 日本最大級の書籍紹介ウェブサイト。話題の書籍や新刊本をブックナビゲーターが音声で紹介するインターネットラジオ番組「新刊ラジオ」や、書評記事、イベントレポート、出版業界の動向などを提供するニュースメディア「新刊JPニュース」、旬の作家のインタビューを掲載する「ベストセラーズインタビュー」、書店をフィーチャーした企画や電子書籍レビューなど、本にまつわるコンテンツを豊富に揃えています。あなたの「あ、これ読みたい」が見つかるはずです。

記事一覧 公式サイト

新刊JPニュースの一覧

一覧をみる

アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!

おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

出版社の皆様!

御社の書籍も、
BOOKウォッチに
掲載してみませんか?