“報連相”を欠かさず、上司の言うことをちゃんと実行している。
ビジネス書に書いてある通りに行動して、プラス思考に考えて仕事している。
お客様の気持ちを第一に考えている。
でも、成果が出ないし、社内やお客さまからの評価がイマイチ…。
向上心がある人ほど、やる気が空回りすると「もっとがんばろう」「努力が足りないからだ」と思いがちです。でも、ちょっと待ってください。
「空回りをしているのは、努力が足りないとか、気持ちの持ち方が至らないとか、そういったことが原因ではないのです。成果を出すための最短ルートを見つけ、それだけを実行することが大切なのですが、それを阻害するのが、意外にもビジネスでは“常識”と呼ばれているもの…」
そう唱えるのは、これまで1000を超えるクライアントのコンサルティングを実施し、成功率は93.8%を誇る実力派ビジネスコンサルタント・北岡秀紀氏。
今でこそセミナー講師として人気を集めている北岡さんですが、独立前は、デキないサラリーマン。
しかし、知らず知らず囚われていた「ビジネスの常識」を疑い、距離を置いたことで、今のような成功を収めるに至ったそうです。たとえば、北岡さんはこんな常識を疑うことで、さえないサラリーマンから飛躍をとげたそうです。
そんな北岡氏は、例えば次の常識を疑うように主張しています。
◆メールは即レス
即レスしたら、成果を生む仕事の集中力が途切れる。後でまとめてレスをせよ
◆仕事は完璧にする
40点レベルで仕上げて軌道修正するほうがラクで早い。次第に点数を上げていこう
◆人脈を広げる
名刺集めや交流会参加にいそしんでも、実績がなければ誰からも連絡が来ない
◆優先順位を決める
どうでもいい内容なのに緊急となった仕事ばかりが優先されてしまうから
◆お客を集める
新規客集めよりも、お得意様の購入頻度を上げるほうが簡単
◆時代の行く先を読む
時代の予見は、神様以外は無理。容易に予測できるトレンドの把握に注力せよ
以上の話は、『96%の人がやっていない 稼ぐ人の常識破りの仕事術』(アスコム刊)に詳しく書かれています。全部で48もの「常識を破って、成果を出す」方法が記載され、「いくら頑張っても仕事がうまくいかない」と悩むビジネスパーソンの強い味方になってくれるはずです。
(新刊JP編集部)
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