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「ドライブレコーダーがあったら、こうならなかった...」保険のプロが主張

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 このところ、「常磐自動車道あおり運転殴打事件」や「あおり運転エアガン事件」など、「あおり運転」による自動車トラブルが頻繁に報じられている。トラブルの様子を撮影したドライブレコーダー(以下、ドラレコ)の報道映像を見た方も多いのではないだろうか。

 このような事件を目にする中で、万が一の備えとして注目を集めているドラレコ。いざ購入しようと思ったとき、すぐ思いつくのはカー用品店や家電量販店での購入だが、最近では保険会社に相談するという選択肢もあるという。

 保険会社でドラレコとはどういうことなのか?どんなメリットがあるのか?
 さっそく日本損害保険協会認定の損害保険トータルプランナーでドラレコの普及に力を注ぐ平澤希久子さんに話を聞いてみた。

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損害保険トータルプランナーの平澤希久子さん

――そもそも、ドラレコと保険会社が結びつかない方もいると思いますが、いかがですか?

 そうですよね。保険会社は電気屋さんではないですからね。でも、保険会社のドラレコがあるのは、本当なのです!
 お客様にドラレコが自動車保険のオプションとしてつけられるとお伝えすると、ビックリされることが多いです。私は自動車保険をご案内するときに限らず、例えば火災保険や生命保険の場合でも、情報提供をする目的ですべてのお客様にドラレコの大切さをお話ししています。最初は「自分には関係ない」とか「必要ない」とおっしゃっていた方でも、話が終わるとたいていドラレコの重要性に気づいてくださるのですよ。

――なぜ、すべてのお客様に情報提供をするのですか。

 それは、「不幸な事故やトラブルをなくしたい」という思いがあるから。保険を取り扱う者として、保険を通じて少しでも社会に貢献することが最大の喜びだからです。ドラレコは事故やトラブルが起きてしまったときの証拠になるほか、あおり運転の抑止力にもなる。そこへ自動車保険のサービスが加われば、さらに「見守り」という安心も付きます。
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「あおり」対策の「録画中」ステッカー

――市販のドラレコとの違いは?自動車保険を選ぶメリットを教えてください。

 まず、市販のドラレコにはない「通信機能」がついていること。大きな衝撃を感知すると自動的に保険会社と通信して、保険会社のオペレーターと通話できます。例えば、1人で山の中を運転して事故に遭ったら心細くなりますよね。そんな時「どうされましたか?」と話しかけられたら、ほっとする。つながるという安心感が一番だと思います。
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 また、意外と多いのはご近所さんとの接触事故。後あとまでお付き合いは続きますから、感情的になってしまうと関係修復が難しい。そんなとき、真実を映したドラレコの証拠と保険会社の的確な対応があればお互い冷静になって話し合うことができ、心のケアにもつながるでしょう。

――事故に遭えば、気が動転して冷静な判断をするのは難しそうです。

 そうですよね。そのような時もドラレコを通じて保険会社から連絡がくれば安心ですよね。GPSで場所も把握しているので、レッカーの手配が必要な場合もスムーズに対応してもらえます。

――ほかにメリットはありますか。

 映像の良さです。解像度が200万画素あって、きれいな記録が可能です。せっかくドラレコを装備しても、記録された映像が粗ければ車のナンバーや信号の色が分かりにくく、証拠として不十分なものとなってしまうケースも。仮に目撃者がいたとしても、大きなトラブルほど関わりたくないとの心理から、名乗り出にくくなると聞きます。ですから、ドラレコの性能は重視すべきポイントです。
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――平澤さんは、ドラレコ付きの各自動車保険の中でも三井住友海上の「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」を勧めていらっしゃいますが、その理由は。

 三井住友海上が導入しているドラレコは高性能で定評のあるJVCケンウッド製。オプションでリアカメラ(バックカメラ)を追加できるのも特長です。また、事故やトラブルを未然に防ぐため、ドライバーに急加速や急減速、高速道路の逆走、前方衝突の危険を知らせるアラート機能などもあります。

――アラート機能など、さまざまなサービスが付いているドラレコは、いつもそばで見守ってくれる頼もしい存在といえますね。

 自分だけでなく、例えば離れて暮らす親の運転を見守ることもできます。危険な運転を感知したり、急に遠くへ出かけたりした場合にはリアルタイムでお知らせが届くサービスもあるのです。また、毎月、どのくらい安全に走れていたかがひと目で分かる「運転レポート」も見られるので、心配だなと思ったら「レポートを一緒に見よう」と親子で話し合うきっかけにもなるでしょう。

――便利そうですが、やっぱり始めるには毎月の使用料も気になるし、レンタルより購入したほうがいいのでは? という声も聞かれそうですが。

 そうですよね。三井住友海上の「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」は月850円ですが、高性能で通信料も込みの手厚いサービスを含めて考えていただきたいです。また、不要と思ったらすぐにやめることができる手軽さもあり「ちょっと試してみたい」というお客様にも喜ばれているのですよ。

記者もマイカーにドラレコを導入してみた

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ドライブレコーダーをフロントガラスに貼り付けた様子

 平澤さんの話を聞き、記者も三井住友海上の「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」を導入することにした。

 申し込むと、数日後に自宅へ小さな箱が届いた。開けてみると、実にコンパクト。
 実際マイカーに設置してみる。わかりやすい取り付けガイドが同梱されていたので、1人でできそうだ。自分で取り付ける自信がなかったり、フロントピラーにエアバッグがあったりなど作業が難しい場合は、取り付けの専門業者を紹介してくれる。

取り付けはわずか、3ステップ。

  1. フロントガラスに取り付ける
  2. 初期設定を行う
  3. 電源ケーブルの配線をする。

たったこれだけ。

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ケーブルの配線をフロントピラーに隠しているところ

 記者は、ケーブルの配線が目立たないよう、フロントピラーとゴムの間に隠したが、付属のクリップを使って固定することも可能。プラグをシガーソケットに差し込み、車のエンジンをかけると自動で電源が入る。ガイドをよく読みながらでも20分程度だった。

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電源ケーブルはシガーソケットに接続する
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初期設定で画像の水平を調整

 ドラレコは、直射日光に当たるなど過酷な環境に設置されるものなので、思っていたよりも早く壊れてしまうことがあると聞く。保険会社からのレンタルなら万一壊れてしまったときも取り替えてくれるというのもメリットの一つだと平澤さんは言っていた。

 インタビューの最後に、平澤さんは、

「この仕事をしていると『なにもないことが幸せ』とつくづく思うのです。加害者、被害者、どちらになるのも不幸。これまで『ドライブレコーダーがあったら、こうはならなかったのに』という例も見てきました。その悲しみを繰り返さないために、これからも活動していきたいと思っています」

と語った。

 備えあれば憂いなし。記者はこれまで運転には自信のあるほうだったが、今回のドラレコの導入は、改めて安全運転を意識する良い機会となった。

■プロフィール

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平澤希久子(ひらさわ・きくこ)
株式会社エスホケン取締役常務。特定社会保険労務士。ファイナンシャル・プランナー。日本損害保険協会認定 損害保険トータルプランナー。世界中の生命保険と金融サービス専門家の中で、最高水準と認められた人のみが会員になれるMDRT(Million Dollar Round Table)のメンバーでもある(2019年度MDRT成績資格会員)。

■当記事の関連サービス

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三井住友海上火災保険株式会社「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」

【『GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)』に関する機能・サービス等のお問合わせ先】
 三井住友海上火災保険株式会社 『GK 見守るクルマの保険』専用サポートデスク
 お電話:0120-306-169
 受付時間/月曜~日曜(祝日含む)9:00~18:00(年末年始は休業)


■「サンデー毎⽇」+「BOOKウォッチ」W掲載企画
2019年10月21日発売の「サンデー毎日」(毎日新聞出版)に、三井住友海上のドライブレコーダー付き自動車保険「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」について、重要性を訴える企画記事が同社の提供で掲載されます。合わせてご覧ください。


写真 = 稲垣正倫(アニマルハウス)
ヘアメイク = AY(KIKI PARLOUR)

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