怪談。それは個人的に体験される思い出。代わり映え無くありふれた日常に潜む、違和感と怪奇のカタチ。
本オーディオブック「イビツナリ(歪形)」シリーズは、女流怪談師の山口 綾子氏による怪談集である。
一言怪談とはいっても、それは語り手によって様々な表情を見せる。山口 綾子氏の場合、貴方の耳にはどのようにお聴きいただけるだろうか。
怪談は、あまり多くの人には感知されない特異な現象を聴かせるものだ。なので、どこの誰とは知らない人の体験・思い出をお聴きいただくことになる場合が多い。
だが、おかしなことに山口 綾子氏がときあかす数々の語りのひとつひとつ、見覚えのある情景が広がっていく。
『夢の遊園地』(11分)
『ラベンダーの怪』(22分)
『霊感』(14分)
『空を飛ぶ夢』(18分)
『小説』(26分)
『撫で子』(20分)
お聴きいただく貴方には、どの情景が鮮明に浮かぶだろうか。
きっとこの話のどこかに忘れ去られていたはずの記憶が呼び起こされることだろう。それは、思い出してはいけないものであるかもしれない。
更なる詳細は でじじ からもご確認いただけます。
パンローリング株式会社では、投資家向け専門書を始めとし、国内外を問わず上質で様々な書籍の翻訳出版、復刊をしております。耳で聴く本・オーディオブックでは、古くより自社他社問わず音声化に適した魅力的な書籍を選書・音声化しており、中でも児童書の品質・作品数は国内一を誇ります。今後も、ロングセラーから、ちょっとマニアックな物まで読者・リスナーの毎日を豊かにしていただくための作品作りを行って参ります。
記事一覧 公式サイト