「まず知らねばならんことは、そなたはそこへ行かずともよいということだ。そなたは今もずっと正しいときに正しい場所におるし、これまでもずっとそうだった」
こどもは成長して、大人になって、やがて老いていきます。真っ暗な夜はいつか明けるし、茂った葉っぱも枯れたりします。
みんな変わっていきます。それは時にほっとしたり、また時には悲しくなったりします。
この先、自分は長くはない。おそらく自分の子どもにも、もう会えないだろう。
そんな戦場で書かれた手紙から「騎士の掟」はできています。綴られた父の愛は、社会という大きな流れの中で自分が自分として生きていくための手がかりにあふれています。
騎士の精神は、なにも男性だけのものではありません。他者を敬い、自分という存在をその上にも下にもしない騎士の心は、そうでありたいと願うすべての人に育つものだからです。
「他人への最大の敬意になるのは、信頼に足る人物であることであって、ただ他人を喜ばせればいいわけではない。<愛>とは言葉以上の物であると心得よう。それは行動なのだ」
一体何が、騎士が騎士としていられる理由なんだろうか、と思います。胸に守り続ける信念や、自他を尊ぶ心はきっとその重要な手がかりになることでしょう。
変わっていくものだらけの中で
変わらず守り続けるものがある人は、幸運かもしれません。
もし変わらないものを見つけたら、大事にしてほしいです。
「いずれ。万事よし」
さらなる詳細を でじじ でもご確認いただけます。
YouTubeで 騎士の掟 をお試し聴きいただけます。
パンローリング株式会社では、投資家向け専門書を始めとし、国内外を問わず上質で様々な書籍の翻訳出版、復刊をしております。耳で聴く本・オーディオブックでは、古くより自社他社問わず音声化に適した魅力的な書籍を選書・音声化しており、中でも児童書の品質・作品数は国内一を誇ります。今後も、ロングセラーから、ちょっとマニアックな物まで読者・リスナーの毎日を豊かにしていただくための作品作りを行って参ります。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?