自分の親の、親の親の、そのまた親のさらにその先。
ルーツ、バックボーン。
今は見ることも触れることもできない世界の始まり。
そんなことを考える時はたいてい、自分という存在は一体どこからやってきて、どうして今ここにいるのだろうと大きなスケールで自分を見つめなおしている時でしょうか。
突き刺さるような厳しい寒さに生きたアイヌの人々も、もしかして、同じことを考えていたかもしれません。
自分は一体どこからやってきたのだろう、この世界はどのようにできたのだろう、と。
神話は、そんな疑問に対する、その民族の人たちが考え出した答えのように思えるのです。
アイヌの人々は
「はじめに地上に降りたのは、この可愛い鳥だったんだ」
そうやって、世界のはじまりについての話を脈々を語り聞かせていたのでしょう。
自然の脅威と美しさを知り尽くし
あらゆるものに神聖をみいだした、彼らの世界創生を
ぜひ、書き言葉ではなくその耳で
語りとしてお聴きください。
詳細は でじじ からもご確認いただけます。
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