読むべき本、見逃していない?

プレゼンに必要なのは自信!では、その自信を持つ為に必要なのは?

  • 書名 ぼくは恐竜探険家!
  • 監修・編集・著者名小林快次 著
  • 出版社名講談社
  • 出版年月日2018年8月 1日
  • 定価本体1,200円+税
  • 判型・ページ数四六判・192ページ
  • ISBN9784065124253

 今回ご紹介する本は、『ぼくは恐竜探検家!』(小林快次著/講談社)。「The News Masters TOKYO」とコラボするJ-CAST「BOOKウォッチ」編集長の木村がおススメする一冊。

 当コラムは、ビジネスパーソンが「今、知りたい!」ニュースや情報を、広く・深く、そして楽しく「耳」に届けてくれる朝のラジオ番組『The News Masters TOKYO』(文化放送 AM1134/FM91.6 月~金 午前7時―9時)で、とりあげた本を紹介する。番組では、毎週火曜日の午前8時25分ごろから本の紹介コーナーを放送中。

 当作品の著者は、北海道大学総合博物館准教授の小林快次(こばやし・よしつぐ)さん。
 小林さんは、恐竜図鑑の監修も行っている、恐竜についての専門家であり、自身が研究者になったこれまでの道筋がつづられた自伝的作品。

 「子供の頃はみんな恐竜が大好きだけど、そのまま研究者になってしまった人ってあまりいないのでは?」と疑問を持つのは、番組パーソナリティのタケ小山氏。 小林さんが狭き門である「恐竜探検家」になった最初のきっかけは、化石がたくさん出る土地柄である福井県の出身だったということ。また、学校の理科クラブに所属し、アンモナイトや三葉虫の化石掘りを体験するなど、自分の周りの環境や、地域の恵みをうまく活かし、自分のものにしていったということが、狭き門を通ったポイントとなっている。

人は自信を失うと、どうなるか?

 恐竜研究者になった小林さんは「ファルコンズ・アイ」(ハヤブサの目)と呼ばれ、なんと、新種の恐竜を9種も発見したという実績を持つ。しかし、決して順風満帆ではなかった。研究が行き詰まったり、成果が出なかったりと、スランプの時期があり、研究発表の場で、教授から「時間の無駄だから発表をやめろ」と言われたこともあったそう。

 そんな時、友人がくれたのは、「君に足りないのは自信だよ」という言葉。
 言われた時は、精神論だけでは乗り越えられず、その言葉を重く捉えることができなかったが、やがて、自信がないと発表に余裕がなくなり、付け足しが多くなるばかりで確信が少なくなる事に気付いた。そうなると、伝わるものも伝わらない。自信を持つという事は、自信を持つ為に準備をする事。実力を付けていく事。そこが大事だと気付いたのだ。
 友人の言葉が重く響いた出来事だった。

 同じことが、プレゼンテーションの機会が多いビジネスパーソンにも当てはまる。
 「自信を持つと言う事がいかに大事か」の手前で、「自信を持つ為にする努力こそが重要」だということ。そこが非常に参考になる本である。

 恐竜研究は、実は「未来の環境を考える」ことにつながっている。
 多様な適応能力を持ち進化を遂げた恐竜でさえ6,600万年前に絶滅している。なぜ絶滅したのか?を突き詰めていくと、人類が絶滅しない為にどうするのか?につながっていくのだ。
 タケ氏も「そういうことだな...」と、納得しながらうなずいていた。
 
 「未来を見る」という意味でも、重要なことが書かれており、ビジネスパーソンに役立つ情報が入っている一冊。
 ちゃんと漢字にふりがながあり、子どもから大人まで楽しめるので、恐竜が好きだったあの頃に戻って、ぜひ読んでもらいたい。


 なお、この作品は、「デイリーBOOKウォッチ」でもご紹介しています。
 今、地球史上最大の大量絶滅が起きている・・・

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株式会社文化放送

ゴルフ解説者のタケ小山さんがゴルフマネジメントで培った独自の視点でニュースを深堀りするラジオ番組「The News Masters TOKYO」と「BOOKウォッチ」 がコラボレーション。
ラジオ番組内コーナーの「トレンドマスターズTOKYO」(8:25~8:30)で毎週火曜日にお届けする本の話題を中心に、同僚や友人、家族に思わず話したくなる情報をコラム形式でお届けします。

「The News Masters TOKYO」(月)~(金)AM7:00~9:00
文化放送にて生放送!(AM1134/FM91.6/radiko.jp)

http://radiko.jp/#QRR

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