決算書を読めるようになりたいけど、専門用語が多すぎてよくわからなくて挫折‥そんな経験はありませんか?
本書では、銀行員、コンサルタント、M&Aアドバイザーという「決算書を読む」仕事に約30年携わってきた著者が、キャリアのなかで確立した「決算書の読み方」のエッセンスをわかりやすく紹介しています。
本書の3つの特長
1.実践重視
トリセツは、読み終えたら実際に使えるようになるためのもの。この本でも、細かい専門用語の知識よりも、実際に決算書を読む方法を重視しました。
2.基本重視
応用レベルの知識をつまみ食いするのではなく、決算書を学ぶ入り口として重要な基本にしぼって丁寧に説明しました。
3.実例重視
決算書は経営の結果です。どんな経営がどんな決算書になるのか知るためには、実際の会社の決算書を見るのが近道です。実際の企業をたくさんとりあげました。
【著者紹介】前田忠志(まえだ・ただし)
1971年生まれ。公認会計士。東京大学経済学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)にて融資業務、決算業務に従事。財務コンサルタントを経て独立し、M&A仲介会社を設立。約30年間にわたり、銀行員、コンサルタント、M&Aアドバイザーといった多面的な実務経験を通じて決算書を読み続け、決算書のエッセンスを見極める手法を確立した。脳と言葉の技術であるNLPにも精通しており、現在は、心と数字のわかるコンサルタントとして活躍している。著書に『脳と言葉を上手に使う NLPの教科書』(実務教育出版)などがある。