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書名
情報を活用して、思考と活動を進化させる
- 監修・編集・著者名田中志
- 出版社名クロスメディア・パブリッシング
- 定価本体1,680円+税
- 判型・ページ数333ページ
- ISBN9784295405418
- CコードC2034
突然ですが、情報収集は得意ですか?
情報収集とは、「他人の知識や知見、感覚に頼ること」だと著者の田中氏は語る。
新入社員だった頃、上司から調べものを頼まれ2時間かけても得たい情報にたどり着けなった...
しかし、上司はその状態をGoogleでたった2分で調べ上げた。
本書は、情報収集やリサーチ・調査をテーマと、どうやったら効率的・効果的に活用できるか
情報収集・情報活用全般について具体的な方法とコツがまとめられています。
この本を手にとった人が、情報収集においてみじめな経験をしないように...
≪もくじ≫
はじめに
''巨人''を味方につける
「知っている」を超えて「できる」へ
前提:情報そのものが価値を持つことはない
問い:それでもなぜ情報収集は大切か
現代の問題:情報収集の活用のアンバランス
第1章
全ては価値ある思考を生むために
本章のおわりに:良い行動のための良い思考、良い思考のための良い情報
第2章
情報収集のための基本フレームワーク
再確認:多様な意味を持つ「情報収集」という言葉
「情報収集のコツ」にまつわる混乱
前提:検証的情報収集のフレームワーク インテリジェンスサイクル
第3章
基盤をつくる:知識の網を持つ
(1)賢い人のノートを借りる 巨人の肩に乗って原理・原則を知る
(2)関心のある新鮮な情報から触れる 世の中のエッジ・新しい取り組みにアンテナを立てる
(3)仕組み化して心理的な壁を下げる 情報を自動・半自動で仕入れる
番外編:''自由調査時間''として自分のカレンダー・予定をおさえておく
第4章
インテリジェンス創出前半:目的に沿ったデータを集める
参考:事例観察がうまくなるためのおすすめ書籍
第5章
インテリジェンス創出後半:データから思考を生み出す
第6章
リサーチケーススタディ
ケース(1)依頼を受けて明確な目的の下で海外環境を調べる
ケース(2)「~について気になっている」ふんわり目的感で情報を集める
ケース(3)市場調査プロジェクト:国内タクシー市場を調べる
第7章
情報をもとに想像し、思い切って捨てる
≪著者について≫
田中志(たなか・のぞみ)
Cobe Associe 代表。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了後、ボストンコンサ ルティンググループ(BCG)に入社。
2015 年にヘルスケア領域の社内アワードを受賞。
その後、博報堂グループのスタートアップスタジオ・quantum、デジタルヘルススター トアップ・エンブレースの執行役員を経て、2018 年に大企業の新規事業やスタートアッ プ支援を行うCobe Associe を創業。
2019 年度神戸市データサイエンティストとし ても勤務、新規事業やデータ活用、ヘルスケア領域に関する講演も実施。
株式会社クロスメディア・パブリッシング
株式会社クロスメディア・パブリッシングは、2005年の設立以降、ビジネス書を中心に全国主要書店の売上ランキングにあがるベストセラー書を数多く出版しています。「あらゆるメディアを通じて、働く人々の問題解決をする」という理念のもと、電子書籍やWebサービスなどにも積極的に取り組んでいる会社です。
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