例えば、こんなことがよくあるのではないでしょうか?
・アマゾンや楽天で買い物をしたときに、ポイントがたまり、「あなたにおすすめはこちら」とおすすめを紹介されるこれらすべて、企業がエンゲージメントしている行為です。近年脚光を浴びているサブスクリプション・サービスもすべてエンゲージメントマーケティングを行っています。
本書では、デジタルを駆使した新しいマーケティングの考え方「エンゲージメントマーケティング」を解説しています。エンゲージメントマーケティングとは、「潜在顧客⇒見込顧客⇒買う気満々の見込顧客⇒顧客⇒継続顧客⇒ロイヤル顧客・アンバサダー」と長期間にわたって顧客との関係を続けるマーケティングです。
「施策から始める」のではなく、「ツールから始める」のでもない、「戦略から始める」エンゲージメントマーケティング。「戦略から始める」ことにより、施策に中長期的な方向性が示され、施策立案に深みとクリエイティビティーを増すことができるはずです。
デジタルを使った、新しいマーケティングの考え方と実践知を、マーケティング初心者でも実行できる形に落とし込み、「シートに書き込んでいく」だけで戦略が出来上がる一冊。ぜひあなたの事業にお役立てください。
《もくじ》
第1章 ターゲット戦略
第2章 時代が変わっても不変の競争戦略
第3章 エンゲージメントマーケティングならではの競争戦略
第4章 行程戦略全体とリードジェネレーション
第5章 リードナーチャリング&クロージング
第6章 CRM
第7章 ワークショップによる戦略シート作成
札幌市出身。東京大学文学部仏文科卒業後、電通に入社。本社マーケティング・ソリューション局次長、電通イーマーケティングワン(現電通デジタル)専務取締役を経て、小川事務所を設立。これまで、株式会社マルケト(現アドビシステムズ)、株式会社ロックオン(現イルグラム)、東京ガス株式会社、日本電気株式会社(NEC)、株式会社ニジボックス、株式会社oriconME、ジャパン・ビルド株式会社などの顧問や、青山学院大学ビジネススクール非常勤講師(マーケティング・コミュニケーション講座)などを歴任。現在、福島県庁刊行交流局及び株式会社大伸社ディライトの顧問を務める。その他、製薬会社、製造機器メーカー、個別指導塾、レストラン・ビューティサロン予約サイト等のコンサルティング業務を実施。著書に『マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方』『マーケティングオートメーションでおもてなし~IT]がマーケティングにしてくれること』(クロスメディア・マーケティング)がある。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは、2005年の設立以降、ビジネス書を中心に全国主要書店の売上ランキングにあがるベストセラー書を数多く出版しています。「あらゆるメディアを通じて、働く人々の問題解決をする」という理念のもと、電子書籍やWebサービスなどにも積極的に取り組んでいる会社です。
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