近年SDGsの取り組みに企業が取り組むことが当たり前となっています。しかし、新型コロナの影響を受け、売り上げが下がってしまっている企業も増加しており、経営者は儲けることに意識が向いてしまっています。
実はSDGsを実現しながら、会社に儲けを出す方法があるのです。社会に対する意識が高い消費者が増えてきています。それには、消費者が自分のお金の使い方次第で未来を変えることができるということに気づき、自分のお金の使い方を意識する人が増えたという背景があります。あるトマトジュースはSDGsに関わる商品にしたところ、今ではそれまでの価格から2倍の値段で販売することができています。自分が払ったお金は社会を良くするために使われてほしいという思いがあるので、より自分が「好き」になれる、共感できるような企業にお金を落とすという社会に変化しつつあるのです。
そういった時代背景の中で、SDGsは「好き」や共感を集めるキーワードとなっています。SDGsというワードがさらに一般化すると予想されるこれから、さらにSDGsで儲かるチャンスは増加していくでしょう。
著者は多数の企業コンサルティングを行い収益改革や組織改善を実現し、全国でもSDGsに関する講演・セミナーを多数行う株式会社ノウハウバンクの三科公孝氏。本書ではその著者が、豊富な事例を交えながら、「SDGs」をあなたの会社、あるいは地域の取り組みに活かす方法を徹底解説しています。
SDGsを取り入れている会社の方はもちろん、まだ取り入れていないけど興味があり、提案したいと思っている人にはぜひ読んでいただきたい書籍です。
《もくじ》
第1章 SDGsはこれだけ「儲かる」「人が集まる」
第2章 取り組むのはいま! その具体的メリット
第3章 「マーケティング」の視点で読み解くSDGsのキモ
第4章 「人を集める」ための実践ノウハウ
第5章 「危機を乗り越える」ための実践ノウハウ
第6章 どんな会社・組織でもできる、SDGs「超」活用事例
第7章 持続可能な組織へ
1969年山梨県生まれ。立命館大学文学部哲学科を卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。多数の企業のコンサルティングを行い、収益改善や組織改革の経験を積むとともに着実に成果を上げる。2000年に同社退職後に独立し、株式会社ノウハウバンクを設立。中小企業の集客・売上アップ・販路開拓などの企業活性化プロジェクトとともに、地域資源活用によるヒット商品開発や観光集客・PRなどの地方創生プロジェクトも手掛けるほか、研修・講演活動なども行う。企業・官公庁・公的団体など組織形態を問わず、実践的で確実に売上・集客につなげるコンサルティング手法に定評があり、特に近年は、東京ビッグサイトや幕張メッセなどでの大規模イベントを含め、全国でSDGsに関する講演・セミナーを行っている。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは、2005年の設立以降、ビジネス書を中心に全国主要書店の売上ランキングにあがるベストセラー書を数多く出版しています。「あらゆるメディアを通じて、働く人々の問題解決をする」という理念のもと、電子書籍やWebサービスなどにも積極的に取り組んでいる会社です。
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