///アクティブ・ラーニングの実践で、子どもの「自主性」が生まれる///
2017年日本eラーニング大賞最優秀賞を受賞したEdTechアプリ「そろタッチ」の開発と教室での実験で見えてきた、これからの時代の教育のヒント。
★イメージ暗算力を身につけられるのは、筆算を覚える前の5~8歳がベスト!
★「そろばん」は世界中で学ばれているが、世界の主流は「両手式そろばん」だった!
★EdTechが浸透してきたことで、「先生の役割」は変わってきている!
そろばんに熟達すれば、「暗算力」が身につきます。けれど、その道のりは平坦ではありません。暗算力が身につく前に挫折してしまう子もいます。一生懸命やっても身につかない子もいます。「もっと楽しく楽に、暗算力を身につけさせてあげたい」お母さんたちと子どもたちが協力して出来上がったのが、EdTechアプリ「そろタッチ」です。EdTechとは「Education×Technology」の略語で、今教育業界ではテクノロジーを取り入れた学習方法が次々と生み出されています。
本書は、東京の飯田橋にあるEdTech教室を舞台に繰り広げられた子ども・保護者・ママスタッフたちの試行錯誤や、著者が見て回った世界の教育方法をもとに、『子どもが自主的に、楽しく学習できる仕組みとはどのようなものか?』を解き明かしていきます。「教室」というリアルな場所と「アプリ」というデジタルツールの両方を持つかえてきた、「教室の価値」についても述べられています。
目次
プロローグ:EdTech学習って何だ?~そろタッチ飯田橋ラボ校の挑戦~
■第1章:世界へ行ってみたら、子どもの力が無限に引き出される教育があった
■第2章:子どもにとって数学は魔法の杖になる
■第3章:子どもたちが教えてくれた学習へのヒント
■第4章:アクティブ・ラーニングの実践
エピローグ:暗算力は人生を豊かに変えていく
著者について
山内千佳(やまうち・ちか)
株式会社Digika 代表取締役会長
神奈川県生まれ。東京女子大学文理学部数理学科卒業後、1989年日本興業銀行入行。1993年からCitibank東京支店にてデリバティブ商品のトレーディングと商品開発業務に従事する。各国の優秀なトレーダーのなかで、概数を瞬時に把握する能力は、そろばん熟練者が世界最速・最強だと確信する。2009年、株式会社Digika設立。2011年に珠算教室「かるトレ」開校、2014年ママスタッフとともに「そろタッチ」考案。2016年国内特許取得。東京・飯田橋ラボ校の生徒、保護者、スタッフと一体となりiPad教材「そろタッチ」の開発を進める。2017年日本eラーニング大賞最優秀賞受賞。2019年1月現在、国内外に約50教室、生徒数約1300名。
自ら子育てを実践しながら、国内外の教室や大学、イベントをまわっている。
これからの世界に必要とされる能力――「暗算力や算数・数学的思考力」の育成・活用を日々探求している。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは、2005年の設立以降、ビジネス書を中心に全国主要書店の売上ランキングにあがるベストセラー書を数多く出版しています。「あらゆるメディアを通じて、働く人々の問題解決をする」という理念のもと、電子書籍やWebサービスなどにも積極的に取り組んでいる会社です。
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