本書は、実際に起こった事件について、裁判所が憲法を基準に判断した結果のうち、重要と思われるものを解説している。たとえば、自分や会社が抱えるトラブルについて、過去の憲法裁判で似たものがないか探す場合など、過去の事例で同じような論点を見つけて手がかりにしたいときに注目したい資料のひとつ。
本書は、これまでの研究などで重要とされている判例・裁判例を網羅。事実や判旨のほか、必要と思われるものについては裁判官の個別意見も掲載している。
なお、第7版では、非嫡出子相続分や衆議院議員定数に関する最高裁判例など、2013(平成25)年までの重要判例を収録してアップデートを行っている。
法学部の学生の方、司法試験に挑戦する方、法科大学院で学んでいる方にとっては、本書は、おさえておきたい定番の判例教材としてオススメです。
第1章 天 皇
第2章 戦争放棄
第3章 国民の権利および義務
第4章 国 会
第5章 内 閣
第6章 司 法
第7章 財 政
第8章 地方自治
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