読むべき本、見逃していない?

供給過剰アパートに対する貸出管理の処方箋!

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  • 書名 アパートローンのリスク管理
  • 監修・編集・著者名小野 兵太郎・香月 裕爾・野口 咲也[編著]
  • 出版社名一般社団法人金融財政事情研究会
  • 出版年月日2017年9月 7日
  • 定価本体2,300円+税
  • 判型・ページ数A5判・並製・216ページ
  • ISBN9784322132021
  • CコードC2033
最近、金融庁や日銀が地方銀行を中心に過熱気味だったアパートローン融資について警鐘を鳴らすなど、アパートローンのリスク面への注目が集まっています。

本書は、近年急増したアパートローンについて、金融機関における管理上の留意点をまとめたものです。

まず、人口・世帯数の動向と今後のアパート事業への影響や空室率の動向などから見た留意点、「大学など学校への通学のためのニーズ」など立地特性に応じてどのような物件を建てるべきかなどのマーケティング・プランニング時の留意点といったアパートローンの特性について解説。そのうえで、返済計画においてアパートの賃料収入以外の所得からの補てんを前提とする場合や、いずれは直面する「大規模修繕工事」への準備など、アパート事業の計画から融資償還までの細かな点についてわかりやすくまとめています。

さらに、2030年頃を想定した賃貸ニーズとローン対象物件の関係性、建設時における留意点、サブリース方式の注意点、大規模修繕の必要性と資金確保の重要性、貸出後のモニタリング、担保評価などについて詳しく解説しています。

巷間、賃貸アパート・マンション経営に関する書籍が溢れています。どうやったら儲かるか、節税できるかを解説した成功マニュアル本がベストセラーになる一方、最近では人口・世帯数の動向から空率室の上昇リスクに注意を促す本も増えています。ただ、どれも地主や「サラリーマン大家さん」と呼ばれる個人投資家を主な読者ターゲットに書かれたものです。

その点、本書は、地域金融機関の渉外・融資・審査担当者向けの目線で記述されています。もし、長期にわたるアパート事業の期間中に外部環境の変化等により、当初予測していた収益が生み出されないとなると、厳しい立場に置かれるのは、残債のある債務者(投資家・大家)であり、金融機関です。当局のアパートローンに対する見方が冷たくなっている昨今、なおさらアパート事業の「収益性」だけでなく、「将来性」「継続性」を見きわめた融資が求められています。

金融機関のアパートローン案件取組みの際に必要とされる厳しめの目利き力を高めることを目的に執筆された内容は、すでに賃貸アパートを所有するオーナー、これからアパート事業を始めようと考える方が手元に置いても役に立つ一冊です。

主要目次
第1章 アパートローンの特性と留意点
1 借入動機とオーナーの特性
2 アパート事業を取り巻く人口・経済的環境からみた留意点
3 アパート事業の特性と計画から融資償還までの留意点
4 金融行政が指摘するアパートローンの留意点
5 顧客本位の業務運営に関する原則とアパートローン問題
第2章 アパートの取得とその後の物件・資金管理
1 アパート取得時における留意点
2 いわゆる「サブリース方式」の実状と留意点
3 収支シミュレーションの作成・妥当性の検証
4 収入や支出面での推移に関する留意点
5 大規模修繕、リニューアルの重要性と必要資金の確保
6 物件管理・入居者管理におけるポイント
第3章 アパートの担保評価における留意点
1 担保評価の必要性と留意点
2 貸出実行時と期中管理、それぞれの担保評価
3 不動産の評価手法と実際に行われている担保評価
4 金融機関における担保評価の現状
5 貸出時(入口)における担保評価の留意点
6 モニタリングにあわせて行われる期中における担保評価
7 担保評価の例示と取組み方
参考資料 アパートローンの担保をみるうえで必要となる知識
1 敷地についての注意事項
2 建物についての注意事項

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一般社団法人金融財政事情研究会

金融財政事情研究会は、1950年、故福田赳夫元総理大臣が中心となり、大蔵省(現財務省)所管の社団法人として設立されました。その後、金融庁主管、財務省・文部科学省共管の公益法人を経て、2011年4 月に一般社団法人へ移行しました。当会は、伝統と信頼に裏打ちされた質の高い情報を発信しつづける雑誌・書籍事業、先進性と専門性を追求するセミナー・研修・検定事業を通じ、広く社会に貢献して参ります。

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