6月の株主総会シーズンに突入し、大手の企業などでは誰が社外取締役・監査役に選任されたかなどの話題が、ニュースなどで盛り上がっています。
ところで、社外取締役・監査役にはどのような人が選ばれるのか、どんな人が向いているのか、について考えたことはありますか?古いイメージだと「取締役・監査役」とは出世街道を上り詰めたエラい人ではあるけれども、結局は1つの会社のコトしか知らない、狭いムラ社会では強い人...なんて思いませんか。
ですが、今では状況が変わり、日本経済を活性化する役割を担っていることを認識しないと役割を果たすことはできなくなっているようです。
柔軟性があり、その会社の考え方に染まらずに多様な考え方を柔軟に受容できることが求められています。他にも実績、コーポレートガバナンス・コードへの理解など、おさえておくべきことは多くあります。
本書は「社外取締役等への就任を打診された人が、ぱっと手に取って読める」「社外取締役を入れることとなった企業の担当者が、先立って知識を整理するために読める」ことが出来るよう、わかりやすく必要な知識網羅的に収録しています。
第1章 会社法における株式会社のガバナンス
第2章 コーポレートガバナンス・コードから見た株式会社のガバナンス
第3章 社外取締役・社外監査役はどのような者がふさわしいか
第4章 社外取締役・社外監査役就任の検討と準備
第5章 社外取締役・社外監査役が会社に確認しておくべきこと
第6章 社外取締役・社外監査役の職務
第7章 3つの制度の比較と社外取締役・社外監査役の役割
第8章 社外取締役・社外監査役の具体的実務の内容
第9章 社外取締役・社外監査役の責任
第10章 緊急事態への対応
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